潜在能力召喚師の菊地克仁です。

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さて、（その1）で触れた、
偏差値の高さを活かすために、
医学部をめざしていた知り合いの受験生の
話の続きです。

偏差値の高さ＝良い成績
というポテンシャルを活かすために、
高い偏差値の学部を選ぶって・・・
「それって違うだろ！」と感じるのは
私だけではないと思います。

彼は、
純粋な自分の欲求、
つまり、
「自分はこうなりたい！」
「自分はこういう人生を行くんだ！」
という志や内側から湧き上がるものを
大切にするのではなく、

外部から下された評価や評判、
上位何番目にいるか、
だったらどこに入れるか・・・
といった偏差値に従って
自分の人生を選んでいたのです。

どんな世界にあっても、
自分ではどうしようもないような
人生の荒波に遭遇するようなことが
あると思います。

これは成績がいいとか
悪いとかいった視点とは、
まったく無関係な部分でしょう。

興味があったワケでもなく、
好きでもなかった分野の世界に入った彼は、
何か逆境に遭遇した時、
簡単に現状を放り出して、
また頭の良さが活かせそうなラクな道を
選ぼうとすることは、
容易に予想できると思います。

彼は、
成績の良いこと自体が、
自分の才能だと思ったために、
その才能を活かせる分野に
進もうと考えたのだと思います。

自分の中にある才能の活かし方が、
少しずれてしまった残念な話だった
と思います。

あなたが、
自分に合った仕事を見つけようとするとき、

社会的な評価や外部の評判、
今、業績がいい会社かどうか等々、
世間の基準等に頼ってばかりいると、
彼のような人生を歩んでしまう可能性も
あります。

評価とは、
その時々の環境が決めるものです。

環境が変われば、
評価などすぐに変わってしまいます。

いつ変わってしまうかわからないような
外部の評価ではなく、

あなたの内側に沸き上がってくる
自分の価値観や仕事観に従って、
ライフワークを決めていく姿勢を
大切にして欲しいと思います。

「自分の仕事を決める」とは、
「自分の才能を発揮できる場を見つけること」
だと思います。

自分がそうしいと思ったら、
そうすればいいだけです。

ナポレオン・ヒルの言葉通り、
「思考は現実化する」のですから。

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