潜在能力ナビゲーターの菊地克仁です。誰にでも必ず隠れた「潜在能力」があります。

例えば、あなたにも「自然にできてしまうこと」や「当たり前にやっていること」などがあると思います。
自分では大して努力せずにできることから、「こんなこと、誰でも本気になればすぐにできること！」などと考えてしまいがちです。

その時点で、あなたの《将来の可能性の芽》を、自ら刈り取ってしまっていることに気がついてください。とても「もったいない」ことです。誰にでも、その人だけが持っている個人特性があります。それ自体に善し悪しはありません。善し悪しはその時の環境が決める評価であって、絶対的なものではありません。

大切なことは以下です。
　① まず自分の「個人特性」を知る
　② その特性を活かして「自分の強み」とする
　③ それを実際の「行動」に移す

こうすることで、自然と自分らしい生き方が始まります。そのためには自身の「個人特性」を知ると同時に、
　1.あなたのほとんどすべての行動を支配している「意識していない意識（潜在意識）」のしくみや構造を知り、
2.無意識に使っている「言葉」を、その潜在意識を変える道具として活用する、.
ということで、あなたの潜在能力を引き出すことができるようになります。

ここで「言葉」について簡単にお伝えします。
例えば、そっくりな工業製品と思しきものを、左右の手に乗せてあなたにお見せしたとしましょう。

次に、2つの質問をします。
①「このふたつ、何か違うと思いますか？」
②「このふたつ、何が違うと思いますか？」

①の質問は単純にイエス、ノーを聞いているだけのものです。チラッと見たあなたは、「工業製品じゃないか、どうせ同じものでしょ」と考えて、「いや、別に・・・」と答えることもあるでしょう。
②の質問には「ちょっと見せてもらってもいいですか？」と言って、自分の手に取ってよく確かめたくなるかもしれません。この「が」を使った質問は、違うことが前提の質問だからです。

たった「か」と「が」だけの違いですが、生み出される結果がまったく違ってきます。何気ない言葉が、相手の脳のプログラミングを変えていることがわかります。「意識していない意識（潜在意識）」にス〜と言葉が入り込み、無意識の中で思考や行動を変えさせてしまうのです。

言葉も潜在意識も道具です。ただ知ってるだけでは何にもなりません。道具は「使ってこそ価値のあるモノ！」です。「言葉のパワー」と「潜在意識のしくみ」を知ることで、これらの道具が自分で使えるようになります。

往来庵では、潜在能力ナビゲーターがあなたの中に隠れている「潜在能力」の引き出し方をお伝えし、あなたの強みとして活用する方法についてお伝えしています。

なお、以下に先日FM放送に出た際の映像をご紹介します。これは、個人特性を知るために使う筆跡心理分析について触れています。是非ご視聴してみてください。
➡https://youtu.be/7ZGrOd2PpHs