㈱往来庵　潜在能力召喚師の菊地克仁です。
いつもメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。

本日は、
「同じ言葉でも、
　なぜ相手に通じないのか？」
についてお伝えしたいと思います。

言葉には魔法の様な力があります。
でも、
「言葉を上手に使いこなせれば、
　コミュニケーションは万事うまくいく」
・・・という訳ではありませんよね！

・ 友人関係がうまくいかない
・ 夫婦関係がうまくいかない
・ 上司と折り合いがつかない
・ 意思伝達がうまくいかない
・ 自分の想いが上手く伝わらない
・ 部下とビジョンを共有できない

もしもあなたが
こんな悩みを持っているなら、
ちょっと簡単なテストに
お付き合いください。

私があなたに、
「こんな絵を描いてみてください。」
とお願いしたとします。

想像で構いませんので、
ちょっとイメージしてみてください。

その絵は、
1, 道路の前にある、赤い屋根の家
2, その家には窓がひとつ
3, そして煙突がひとつ
4, 家の近くには大きな木がある
5, 庭には綺麗な花が咲いている
6, 近くに車が止まっている
こんな条件です。

さて、あなたの頭の中には、
一軒の家のイメージが
浮かんでいると思います。

ではその絵は、
私が想像している絵と
ウリ二つでしょうか？

おそらく違うはずです。

屋根の色、咲いている花、
車の種類、窓の形、
煙突の位置など…

人によって、
その描き方はさまざまでしょう。

人の言葉の裏側には、
それぞれの人が捉える世界や
イメージがあります。

その人の過去の経験や感情が
反映されることもあるでしょう。

たとえば人生について考えるとき、

「人生はたびたび
　予想だにしないことが起こる」
という事実に対して、

「だから人生って楽しいんだよね！」
と感じる人もいれば、

「だから人生には苦労が絶えない！」
と感じる人もいる訳です。

大切なのは、
同じ言葉や表現に対して、

受け取る側の姿勢やイメージが、
まったく異なるケースがある、
ということです。

人によって、
言葉に対する考え方や
感じ方は違うのです。

従って、
言葉や表現だけで、

「同じ意味や価値観を相手に伝える」
ということは、
とても“難しい”ことだと言えます。

これを理解しないまま、

「言葉選びさえしっかりすれば、
　自分のイメージ通りに相手に
　意味が伝わるはずだ！」

と信じ込むことは危険だと
わかると思います。

「あれだけ言ったのに・・」
「何でそう受け取るかなぁ・・・」
「なんで理解してくれないワケ？」

という結末が生まれてしまうのも、
無理のない話です。

言葉や表現は、
相手に何かを伝える際に、
とても便利な道具です。
でも残念ながら万能ではありません。

その言葉や表現の裏側に
へばりついている「前提」・・・

すなわち、
【個人的な感情】や【過去の経験】、
積もりに積もった【信じ込み】や
自分勝手な【思い込み】などが
大きく影響するのです。

言葉や表現への過度な信じ込みは、
たとえどれだけ正確に表現したとしても、

危険なものだと、
理解しておいた方が良さそうですね！

今回も少し長めになってしまいました。
次回から短くなるようにしますね！

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