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将棋界のレジェンドに学ぶ「直観力」

往来庵の菊地克仁です。

いつも私のメルマガを
お読みいただき、
どうもありがとうございます。


突然ですが、
あなたは「直感」を信じますか?


「なんとなくこっちの道を
選んだらうまくいった」


「理由はわからないけど、
あの人とは合わないと思う」


「論理的には説明できないけど、
この選択が正しい気がする」


こんな経験をしたことが
ある方は、
多いのではないでしょうか。


本当のところ、
直感はあてになる
のでしょうか?


それとも信じるべきでは
ないのでしょうか?


実は、
論理的な思考で戦っている
イメージのプロ棋士、

それも将棋界のレジェンドとも
呼べる羽生善治氏は、
「直感」を大切にしています。


羽生氏は著書『直感力』の中で
こう語っています。


「それまでは
毎回発火していた
脳のニューロンが、
その発火の仕方が
いつも同じなので、


そこに結合が生まれ、
一種の学習が行われた」


要するに、直感とは決して
「根拠のない感覚」ではなく、


過去の経験や知識が
無意識のうちに
処理された結果だと
いうことです。


将棋の世界には
「長考に好手なし」という
言葉があります。


長く考えたからといって、
いい手が指せるわけではない。


むしろ、
長く考えているのは
迷っているケースが多いのです。


羽生氏によると、
自分の調子を測るバロメーターは
「見切る」ことができるかどうか。


「分からないけれども、
まあ今日はこれでいってみよう」

と思いきりよく
見切りをつけることが
できるかどうかが重要だそうです。


これは、まさに直感を信じる力の
強さに通じています。


でも、
どうすれば正しい直感を
感じ取れるようになるのでしょうか?


羽生氏はこう言います。

「本当に何もないところから
何かが湧き出てくるわけ
ではない。


考えて考えて、
あれこれ模索した経験を
前提として、
蓄積させておかねばならない」


「もがき、
苦しんだすべての経験を
いわば土壌として、
そこからある瞬間、
生み出されるものが直感なのだ」


直感を磨くには、
潜在意識に良質な経験や知識を
蓄積することが重要なのです。


「良質な経験や知識」とは、
ものごとに対する「とらえ方」
や「考え方」のことです。


同じものごとでも
「良質な蓄積」に
なることもあれば、


「悪質な蓄積」に
なることもあります。


現代社会では
ネガティブな情報や
失敗への恐怖ばかりが
潜在意識に蓄積されがちです。


「どうせうまくいかない」
「どうせやってもムダ!」


こうした思い込みが蓄積されると、

どうしても目の前の
チャンスをつかみに
いけなくなるのです。


自ら、
「うなくいかない世界」を
引き寄せるようになります。


やがて、
「類は友を呼ぶ」と
言われるように、
うまくいかない人たちとの
交友関係が深まっていくでしょう。


もし、プロ棋士も認める
「なんとなく」の力で
人生を好転させたいのであれば、
こちらをご覧ください。

https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/12120942033390

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