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メールマガジン バックナンバー
ASDの私が学校で負った傷
どうも、長野の父ちゃんヒーラー
よこやまかずひろ です。
「三女のくーちゃんが登校を再開しました」
と、先日(2/7)のメールに書きました。
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くーちゃんが登校を再開するまで、
親である私たちは特に何もしなかった。
学校に行かないことを責めたり
行くように促したりせず、
この子の可能性に意識を向け・信頼し、
本人のタイミングに委ねる事にしました。
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(前回のメールより)
「そう考えなければ」とか
「子供を責めてはいけない」と
努めてやったわけではありません。
(傷が癒やされ、ブロックが外れたら)
それが私たちの本音で自然体だったんです。
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私はなんなら
「学校に行くのが必ずしも良い事とは限らない」
とすら考えているので…
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(前回のメールより)
そもそも私は
「学校には行くべき!」とか
「行かないのは問題!」とは思っていません。
今回は
私がそんな考えを持つようになった理由について
すこし昔の話を書かせてください。
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先生からイジメられた少年時代
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くーちゃんと同じくASD(自閉スペクトラム症)の
傾向を持つ私は
小学校〜中学校で先生たちに嫌われ
イジメられ続けました。
人格を否定するような扱いを受けたり
ありえない理由で泥棒の犯人にされたり…
当時はまだ発達障害に対する理解が無く、
周囲に馴染めず集団行動も苦手だった私は
《場を乱す問題児》《ダメな奴》《劣った奴》
というレッテルを貼られていたんでしょう。
ありえない理由で【泥棒の犯人】と
濡れ衣を着せられたのも
「コイツは問題を起こすダメな奴」という
先入観が先生側にあったんだろうな〜と、
今振り返ると分かります。
そんな私ですが…
本人としては、
とにかく周りから浮かないように
何とか馴染んでいるフリをしようと
ずっと頑張っていたんですよね。
それはもう小さい頃から。
常に周りの視線に怯え
「自分という異物が混入している事」が
バレないよう必死でした。
それだけ頑張っても結局、
本当の友達は出来なかったんですけどね。
小〜中〜高〜大学校時代から
今でも続いている人間関係って皆無です。
(うっすら白く雪に覆われて見える浅間山…
撮影時(朝6:30)の山頂の気温は-15℃という極寒の世界)
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「自分」が分からないまま大人になった私を救った考え方
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そうして心に沢山の傷を負った私は
進学しても、
社会に出てからも
ずっと自分に自信が持てず、
どこにも居場所などなく、
そんな自分を恥じて隠して、
自分というものすらよくわからず…
周りから浮かないよう溶け込んだフリをする事
だけを考えていたので、
「自分とは何者なのか?」
「自分はどう生きたいのか?」
分からなくなってしまったんですね、
当時は生きていることが
とにかく辛かった。
それが変わり始めたのは30歳のころ。
ある時
「ひとりぼっちでもいいから
やりたい事を好きにやろう」
…と、吹っ切れたんです、
開き直ったと言ってもいい。
それまでは、
誰とも繋がれていない孤独な自分を恥じ、
隠そうとしていました。
「こんな自分はダメだ」と自分を責めていた…
それをやめました。
誰かと仲良くなったり、恋人を作ったり
どこかに属したり、認めてもらう事を
(前向きに)諦めたんです。
そしたら
「孤独な異物でいいじゃない」
と考えられるようになった。
私の人生が少しずつ好転し始めたのは
その頃からです。
学校で植え付けられた
「周りと違う自分はダメな人間だ」
という呪いから徐々に解放されていき
生きる事も少しずつ楽になっていきました。
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成長過程で負った【傷】は生涯ついてまわる
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それでも
心に負った無数の【傷】は私を苦しめ続け、
自由に生きられるようになるには
深く自分と向き合い、
ヒーリングで癒し続ける必要がありました…
中でも特に大きかった【傷】は、
最近ようやく癒すことができました。
(これは次のメールで書きます…多分)
私が
「学校に行くのが必ずしも良いとは限らない」
と考える理由がこれです。
先生方や周囲の理解とサポートがないと
私やくーちゃんの様な
《普通》ではない子供、
《敏感すぎる》子供は
【傷】をたくさん負ってしまいかねない。
その【傷】は長年にわたってその子を苦しめます。
もちろん良い環境を提供している学校や
先生も沢山いるし、相性の問題もあるので
学校を全否定するわけではありません。
「お勉強したい!」と引き算に挑戦しているのは、四女のみーちゃん(5才)
それぞれの子に、
自分の興味やタイミングがあって、
早いとか遅いとか、
親が気にする必要は無いんですね。
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〜あとがき〜
子供を変えようとするのではなく
親が自分と向き合い・癒し・解放する
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くーちゃんが不登校になって
私たち親がやったのは…
自分自身と向き合い、
深い心の傷をヒーリングし、
強固なメンタルブロックを手放す事でした。
「全ては自分」だから…
この状況を作っているのも、
そこに苦しみを感じるのも、
原因は全て自分の中にあるんですよね。
メンタルブロックに囚われていた頃は、
「自由にしていいよ〜」と言っている自分と
「行かないとマズい!」と恐れている自分が
せめぎ合っていました。
そんな自分の中の傷やブロックに気付いて
徹底的に向き合ったら…
大きな解放と癒しが起こったんです。
そうしたら、この件に関する悩みや苦しみは
スコーンと抜けて無くなり、
意識が更に自由に、
生きる事がラクになりました。
それまでは我が子の不登校を「問題だ!」と
反応していた部分(自分の中の人格)があって
苦しかったんですよね。
そして自分の「当たり前」を子供に
押し付けようとしていました…
それがどれほど子供を苦しめるか。
親から子へ連綿と傷やブロックを継承していく…
その負の連鎖を自分で終わりにしよう。
私は全ての人にヒーリングを習得してほしいと
願っていますが、
何より子を持つ親御さんにヒーリングは必須!
学校の必修課程にして欲しいと本気で思います。
子供の一見【問題】と思える言動だって
全ては最高最善に起きていて、
全ては自分の成長や癒しのきっかけとなり得る。
この視点は常に持っていたいですね。
そして自分と向き合い、癒し、解放して
更にラクに生きられるようになっていきましょう。
ではでは、
良い週末をヽ(´ー`)ノ
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P.S.
深い傷と向き合って癒すヒーリングWSを企画中です。
これまでいくらヒーリングを受けても
効果がなかった…
人生が変わらなかった…
もっと深い傷を癒したい…
という人に向けて。
3月最初の週末(3/1(土))に1dayで、
3月中旬に5daysで、
ヒーリングのワークショップをやる予定です。
なお今回は有料です(3〜5千円程度)。
その分ガッツリ取り組めて、
効果も大きくなります。
詳細はパートナーと詰めているところですが、
「長年追及してきて最も効果が出た手法」を
ギュッとお伝えしつつ、
実践・実感して頂ける内容を考えていますよ。
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