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半年間の不登校を経て…くーちゃんが登校を再開した理由

長い長い冬休みが終わりました…

先週から三女の《くーちゃん》が
唐突に小学校に行き始めたんです。

どうも長野の父ちゃんヒーラー
よこやまかずひろです。


(雪の後の快晴、澄んだ空氣が氣持ちいいです)



くーちゃんは今、小学一年生。

入学して2ヶ月と少し経った頃から
学校に行けなくなりました。


私と同じくASD(自閉スペクトラム症)な彼女は、

幼稚園の頃から集団行動が苦手で


自分のペースや想定を外れた事が起こると
パニックを起こして泣き止めなくなったり
していました。


それでも、理解ある幼稚園の先生方の
手厚いサポートもあり、年長さんの頃には
「幼稚園大好き!」と言うくらいになって
いたんですよね。


それで、小学校は特別支援級ではなく
普通級でもやっていけるだろうと
判断したのですが…

まだ難しかったようです。


小学校に上がると幼稚園のとき以上に
時間通りに動いたり

授業の間ずっと座っている事を
求められますからね。


幼稚園は基本「遊ぶ場所」で
小学校は「勉強する場所」という変化も
キツかったようで。


本人にも言語化できていないガマン
積み重なって…


ある朝、
ランドセルを背負い玄関に立ったところで
動けなくなってしまいました。


そうなる可能性もあるだろうと
覚悟はしていたので

「あ〜やっぱり来たか」という感じで

私たち親も無理に行かそうとはしませんでした。


それから半年以上不登校だった
くーちゃんが登校を再開しました。


─────────

本人のタイミングでいい

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親は特に何もしてません。

むしろ
「シンドいなら無理して行かなくてもいいよ〜」

というユルいスタンスで
好きにさせていました。


私はなんなら
「学校に行くのが必ずしも良い事とは限らない」
とすら考えているので…
(その理由は次のメールで)


私たち親がやったことと言えば…

本人の氣持ちや話しを出来るだけ聴いて、

そのまま受け入れるようにしていたこと。

そして、
この子の「可能性」に意識を向けていたこと…
くらい(※)。


──────────────────

(※)可能性に意識を向けるとは?

「学校に行かないダメな子」と画一的な物差しで
「ない」(短所や欠乏)にフォーカスするのではなく

「この子は自分だけの素晴らしい宝を持っていて
自分の方法とタイミングで伸ばそうとしている」
「ある」(長所や可能性)にフォーカスする見方です。

全ての現実は自分のオーダー次第です。

「ある」に意識を向ければ、
それがオーダーとなって現実を創造します。
──────────────────



そんな環境において、くーちゃんは
唐突に「学校に行く!」と宣言。


半年ぶりだから勇氣も要ったことでしょう。


クラスの子達はもうお友達のグループが
しっかり出来上がってるでしょうしね。


でも登校グループの6年生のお姉さんに
手を繋いでもらって、
学校まで歩いて行きました。


休み時間にクラスメイトと遊んだり、
給食(美味しことで地区で有名)を食べたり、
お友達とお話ししながら登下校するのが
今はとても楽しいようです。



─────────

子供は親が思う以上にしっかり考えている

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本人も言葉にはしていなかったけど…

「自分だけ学校に行っていないこと」への
不安や焦りやなど、

内面では色々と葛藤があったようです。

実はたまにそれが見え隠れしていました。

だから親も殊更「学校いかなきゃ!」とは
言わなかったんですよね。

─────────

そして同時に四女の《みーちゃん》も
登園を再開しました。

実はくーちゃんに引きずられる形で
みーちゃんも年明けから登園できなく
なっていたのです。


ずっと家の中で二人が遊んでるので
まあ、それはそれは賑やかで(苦笑)


あと、
作業がちょいちょい中断するんですよね
「お腹すいた〜」とか「これやって〜」とかで。


二人が小学校と幼稚園に行ってる間、

「こんなに家の中が静かなのはいつ以来だろう…」

と夫婦でひと時の静けさを噛み締めています(笑)



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親にできるのは「子供の成長の邪魔をしないこと」だけ

─────────

全ての子供はそれぞれ
素晴らしい《宝》を持って生まれてきます。

持って生まれた個性や才能という《宝》、
その天才性を子供は自分のやり方で発揮できるんです。

…親が余計なことをしなければ、ね。


子供が
《親の期待》とか
《世間のフツー》とか
《学校のカリキュラム》とは違う

自分のペース、
自分のやり方で動き出すと

多くの親や大人は、それを
「異常だ・困った・問題行動だ」と反応し、
抑え込もうとしてしまう…


それが、
その子にとって最適な成長プロセスを阻害し、
深い心の傷やメンタルブロックを生み、
社会・親・自分自身への不信感を形成し、

人生を狂わせることだってあるのです。



(そんな時は、むしろ親の方が

「自分が《普通教》に洗脳されて

メンタルブロックにハマっている!」

と、氣づきたいものですね)




型にハマったやり方に全員が従うのと、

それぞれが自分のペースと方向性で
のびのび成長していくのと…


正常なのはどっちで、
異常なのはどっちなんでしょう?



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あとがき

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これを書き終えてふと後ろを見たら
冒頭に貼った景色が目に飛び込んできました。

雪化粧をした浅間山は粉糖をまぶしたガトーショコラみたいで
「おいしそ〜」と冗談で言ってたんですが…

実際に地元ではその愛称で親しまれてるそうです。
考えることはみんな一緒か…(笑)



さて今回は
くーちゃんが登校を再開したエピソード
でしたが…

「学校に行っている方が良い」とも
「不登校が悪い」とも、私は思っていません。


くーちゃんも
またいつか不登校になるかもしれないし、

そもそもずっと不登校でも良いと
私たちは考えています。

その場合、親の負担は増えますけどね…


でも、ASDという傾向を持つ子が私たちを
選んで生まれてきてくれたのは
私たちが自分で決めてきた人生の課題です。


だから、この子に一番合った成長の仕方を
一緒に模索していくのは、

私たち親にとっても貴重な学びであり、
ミッションの一つだと捉えています。



何が起ころうと<全ては最高最善!>ですね。

ではでは〜



P.S. そうそう、
このテーマでは以前こんな記事を書いていました。

「不登校って実はすごいこと〜
『ゆめパのじかん』が教えてくれた子供の無限の可能性の伸ばし方」


興味がある方は読んでみてください。


 

─────────

《リアクション》で愛と感謝の循環を♪

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