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メールマガジン バックナンバー
「思い出したくもないイヤな記憶」の書き換え方
往来庵の菊地克仁です。
誰にでもある潜在能力の引き出し方を
お伝えしています。
いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。
誰にでも、
「思い出したくもないイヤな出来事」
はあると思います。
今回はそんな過去の記憶を、
どうすれば少しでも軽減して、
記憶の中で「価値の無いモノ」に
近づけることにできるか、
ということについて
お伝えしていこうと思います。
そうは言っても、
本当に辛くイヤな記憶は、
脳が自動的にシャットダウンしてしまい、
通常では思い出すことが
できないこともあります。
今回は、
そこまでの深いレベルのことではなく、
「簡単に思い出せるイヤな記憶」を対象に
しています。
簡単な質問です。
(質問1)
その「思い出したくもないイヤな出来事」
があったお陰で、
あなたはどのように変わりました?」
(質問2)
その「思い出したくもないイヤな出来事」
は、
その当時のあなたに、
何を知らせようとしたと思いますか?」
(質問3)
その「思い出したくもないイヤな出来事」
は、
そのときに、
そもそも何のために、
あなたは経験したと思いますか?」
そして最後に、
以下の質問の答えを考えてみてください。
(質問4)
その「思い出したくもないイヤな出来事」
の起こる直前に、
時間をスルスルっと戻してみましょう。
現在の記憶を持ったまま、
あなたはそこにいます。
そのとき、
どんな行動をしますか?
あるいは、
どんな行動をしませんか?
この(質問4)の答え、
如何だったでしょうか?
その過去の出来事の起こったときとは
まったく違う行動を、
あなたは選択したと思います。
それが、
その出来事によってあなたが得た
「経験」や「知識」「判断する力」です。
もう一歩、
話を進めてみましょう。
先程まで考えていた
「思い出したくもないイヤな出来事」は、
あなたが今、
自ら出した(質問4)の答えを得るために、
当時のあなたにとっては必要なことだった
と考えたら、どう思いますか?
こう考えると、
先ほどまで考えていた
「思い出したくもないイヤな記憶」
の意味づけが、
少し変わってきたことに、
あなたは気づいたかもしれません?
(ここで、無理にそう思い込む必要は
ありませんし、
気づかなくても構いません。
なぜなら、
今慌てて気づかなくてもいいからです。)
私はこうした方法で簡単に、
すべての「思い出したくもないイヤなこと」
の記憶が解消されるとは思ってはいませんが、
イヤな記憶を軽減させるために
活用することはできると思っています。
これは、
一定の「言葉」で、自分に聞いてみるだけ
なので、
あなたにとっては、
とても簡単に利用できる方法だと思います。
最後に・・・、
こんなにシンプルで便利な方法ですが、
この方法が「使えない人」がいます。
簡単に付け加えておきます。
それは、
ここまで読んで、
「そんな簡単にできるワケないだろ!」
と否定的にとらえる方です。
その方は、
残念ながらここでご紹介した方法は、
これからも使えないでしょう。
なぜなら、
「そんな簡単にできるワケがない!」
という思考(信じ込み)を、
そのまま自分の人生を使って
証明していく人になるからです。
つまり意識の深いところで、
「そんな簡単にイヤな記憶は軽減できる
ものではない!」
という信じ込みを現実化さる人生を、
これからも続けていくことでしょう。
私は、
どちらの考え方や生き方を選ぶのも、
それはその人の自由だと思っています。
大切なことは、
「それって、選べるんだ!」と知ること
です。
後はどちらを選ぼうがその人の人生です。
今回も最後までお読みいただき、
どうもありがとうございました。