こんにちは、鉄八南雲です。

生産者さんをお訪ねしたときの写真の中で、
私がとってもお気に入りの1枚があります。

それは、鉄八奥さんが、生後2週間という
赤ちゃん羊をだっこした写真です。

https://note.com/toru_naguo2525/n/ncb8e5cadbbcf

4年前の2020年8月、
石狩ひつじ牧場を訪ねたときのものです。


牧場主の山本知史さんは私と同学年です。

すすきのにあったチーズ輸入販売店
「チーズマーケット」の経営から、
牧場経営に転じたのが2017年でした。

何もなかった場所を農地として購入して、
電気柵や水処理プラントなど
全て自分で設置して始めた牧場です。

「自ら育てた羊で、究極のチーズを作りたい」
「石狩をはじめ河川敷に、羊牧場を広げて、
国産の羊をもっと増やしたい」

私と同学年ながら、そんな夢を持って
行動していることに、共感していました。


そう、鉄八奥さんが、山本さんにお会いした日、
パワーをもらって、「私も何かやらなくちゃ」と
生まれて初めて、サウナで水風呂に入った、
という、忘れられない逸話が残ってます。

（どうやら、水風呂はその一度きりらしいです）



ところが、コロナ禍もあって
3年近くご無沙汰していました。

そんな山本さんから突然連絡がきました。
「ついにブルーチーズができた」
というのです。

その日の夕方、山本さんが訪ねてくれました。


コロナ禍の大変な3年間の話もききました。
全部燃やして、楽になりたいって
何度も思ったそうです。

色々ないいご縁などもあって、
オーガニック認証が決まったりと
ようやく上向いてきたとのこと。
飲食店もやっと回れるようになったと
いうことでした。

そんな話をきくと、自分のことのように
嬉しくなりました。
近いうち、石狩を訪ねる約束をして、
お別れしました。


ブルーチーズは実に7年越しに
完成したものだそうです。

羊乳のブルーチーズといえば、
世界三大ブルーチーズ
私も大好きな「ロックフォール」が有名です。

どんなチーズになったのか、とっても楽しみです。
今週日曜月曜に、カットしてお出しします。
私も試食まだなので、ぜひ一緒に試しましょう。


炭で炙ると美味しいというバラ肉も
仕入れたので、串にしました。

脂身が少なくて、弾力ある肉です。
いつもとは違った羊肉が味わえます。



羊といえば、ニュージーランド、
日本人醸造家小山浩平さんの
ワインを合わせたくなります。

ピノグリのオレンジとシャルドネの白、
浩平さんワインを2種類、
グラスでもご用意しますね。



そうそう、
今年初めて仕入れた礼文産
「完全無添加ムラサキウニ」

先週、食したお客さまから、
“今までで食べた中で一番美味しい”
というお言葉までいただきました。

今週も手配できました。




では、お会いできるのを楽しみにしています。


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