皆様　お元気ですか　元校長で
社会福祉士のノブちゃんです

　鹿児島教育委員会では，本
県教育の充実と発展を図るた

め，毎年，11月1日～7日を
「地域が育む『かごしま』の
教育県民週間」として各学校

を開放し，いろいろな行事を
設けています。私が住んでい

る近くの小学校も，1日，6日，
7日の3日間2校時～4校時を自
由参観，5日は学校運営協議会

となっていました。私は5日に
委員として会に参加し，授業参

観もしました。参観後，校長室
で「デジタルとアナログ」が話
題になりました。

　各教室を見て回ると，パソコ
ンやタブレット，ＴＶ受像器等

のデジタル機器が置いてあり，
先生方はこれらを使って授業を
し，児童は学習していました。

参観後，校長からある学校で
「これからはタブレットがあれ

ば，紙のノートはいらない」と
いう話があったことや話し合い
で企業経営の委員の方から，会

社ではパソコンが使えないと仕
事にならない，デジタル化は時

代の流れであるといったことが
話題になりました。一方，文字
を手で書いたり，友達と語った

り，グループで活動したりする
アナログな活動も大切なことで

はないかという話で盛り上がり
ました。

　ネットによると，アナログと
デジタルの大きな違いは、アナ
ログはデータが連続的に流れて

いる状態で表されており，デジ
タルは段階的に区切られた状態

で表されている。アナログのメ
リットは，曖昧なものをそのま
ま表現，感覚的に理解できる，

豊かな表現ができることで，デ
メリットはデータをそのまま残

しづらい，データの再現／復元
が難しい，劣化しやすい，情報
量が多いということ，デジタル

はより正確でエラーが少ない，
暗号化しやすくデータをより安

全に扱える，再現／復元ができ
る，デメリットとして，微細な
ニュアンスを再現するのが難し

いということでした。今後は，
デジタル化による恩恵を受ける

だけでなく，アナログ観点も組
み合わせていくことが重要であ
ると結んでありました。