元校長社会福祉士上村伸雄|うっのまいサロン

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今年で稲作終了

皆様 お元気ですか 元校長で
   社会福祉士のノブちゃんです

 10月14日・15日に家内の実家へ稲
刈りに行きました。今回も,コンバインは
エンジンがかからなくなったり,刈り取り
ができなかったりと,何度も農協の機械セ
ンターへ電話し,修理しました。1回目は,
小さなピンが1本抜けていて作動しない,
2回目はセンサーが働いてエンジンがかか
らないことでした。このように機械の故障
に振り回されながらの稲刈りでした。
 
 さらに,田んぼは,先日稗とりにきまし
たが,稲穂は少なく全く稲のない部分もあ
り,イノシシが入り荒らしたところ,また,
30度を超える炎天下等が作用してか散々
な状態でした。米の出来具合はどうだろう
かと思っていましたが,予想を超えて少な
い収穫(昨年の4分の1程度)に唖然とし
ました。

 このような状態の中,今回久しぶりに参
加した家内の弟(京都から)と妹(町内),
実家の兄と私の家内の⒋人と私での稲刈り
でしたが,以下の状況から来年から,稲作
は止めようという話になりました。

 一つは機械のこと,田植え機は,6月の
田植え中に故障し,修理不能で廃車にしま
した。今回コンバイン(約300万円)も
故障を繰り返し修理代がかかること,仮に
2つの機械を買うとすると数百万円かかり,
さらに,肥料や薬など諸経費がかかること
等費用対効果の面で,二つ目は,実家の兄
は75歳を超え,高齢であり,稲作に伴う
様々な作業,溝作り,畦の草取り,田んぼ
の整地等,一人ですることは身体的に厳し
い状況であることから,稲作を止め,今後
少しでも残った人生を楽しく過ごしてほし
いという願望から,私たちは稲作の終了を
勧めたのでした。

 現代の日本農業の問題点として高齢化,
耕作放棄地の増加が挙げられていますが,
現場をみるとやむを得ない状況だと思い
ます。                                                                                                                            

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