皆様　お元気ですか　社会福祉士の
ノブちゃんです

　9月5日，九州電力川内原子力
発電所を見学しました。今回が

2回目です。1回目は平成13年ご
ろ小学校のPTA研修旅行でした。
前回がどうだったか覚えていま

せんが，今回は，見学するのに
写真付き身分証明書が必要でし

た。展示館へ入館した時，係の
方が申込書を見て確認，現地入
口でバスの中で警備員が一人一

人・マスクを取り顔を見せ免許
証等と照合しました。

　展示館で約60分説明があり，
その後構内を30分ほど車内から
見学しました。なお，構内は写

真撮影禁止でした。説明で資料
を示して強調されたのは，福島

原発での事故を受け，地震・津
波・竜巻・火災に対して，現在
できる最大限の安全対策を行い，

今後も自主的・継続的に原子力
発電所の完全性向上を図ってい
ることでした。

　原子力発電は、火力発電のボ
イラーを原子炉に置き換えたも
のです。この原子炉は，主に２

種類，「沸騰水型」と「加圧水
型」があり，川内原発は「加圧

水型」です。これは原子炉内で
熱した放射性物質を含んだ水が
蒸気発生器で別の水を熱し，こ

の高圧蒸気が原子炉から出て蒸
気タービンを回す構造になって

います。タービンを回した高圧
蒸気を冷やすのに海水を利用し，
冷却を終え，大量に海へ流れて

いくのがバスの中から見えました。

　原子力発電所が主に海岸にあ
るのは，海水の利用と放射性廃
棄物を船で運搬するためのよう
です。

　ネットによると，東日本大震
災発生前，日本に54基原発があ

り，電力の30％前後を原子力で
発電，令和元年（2019年）は，
6.4％です。今年の6月時点で再

稼働している原発は，川内原発
を含め６発電所10基で，いずれ
も「加圧水型」です。