元校長社会福祉士上村伸雄|うっのまいサロン

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

ふれあい福祉講習会

皆様 お元気ですか 社会福祉士の
ノブちゃんです

 2月25日(土)校区社協とま
ちづくり協議会共催のふれあい福
祉講習会があり,校区内にある総
合病院のホールに約80名の高齢
者が集まりました。始めにこの病
院の医師が「老いについて」とい
うテーマで講話がありました。

 話の中で印象に残ったのは,
「エントロピーの法則」,「一無
二少 三多」,「長寿遺伝子」でし
た。

「エントロピーの法則」はすべて
のものは統制から無秩序へ ,人も
やがて終末がくる,時は流れ,元
に戻ることはないといったことで,
死が老いの先にあることだけは間
違いはない,充実した老いを経て,
人生を全うしたい。
ということでした。

「一無 二少 三多」は貝原益軒が
言ったことばで,一無はたばこを
吸わない,二少は食事やお酒は少
なめに,三多は運・休・接(運動,
休養休息,接(人,物,事)とい
うことで健康的な生活習慣のあり
方でした。

 3つめは最近の研究で「長寿遺
伝子」というのが見つかり,長寿
遺伝子を操作すれば,老いはまだ
調節できる,調節できるという事
は,老いは病気と同じだ。現在
20種類ほど見つかっており,長
寿遺伝子を働かすこと,それには,
軽い生命の危機?を経験し生物と
して,生き残りを図る(低栄養ス
トレス,寒冷ストレス,運動スト
レス等のストレスを与える。)と
いうことでした。

 話の最後に,20世紀は,今あ
る命に,年齢を加えるということ
にはある程度成功したが,医療に
は限界もあった。21世紀の前半
には,医の限界から言えること
「有限だからこそ,よく生きよう」
今ある年齢に,命を加えるために
は,「老いを創める」ことが必要。
21世紀後半には,老いの治療が
始まる,かかりつけ医も必要では
ということを言われました。

その後,休憩して,女声コーラス
によるミニコンサートがありました。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する