元校長社会福祉士上村伸雄|うっのまいサロン

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

学校が廃校

皆様 お元気ですか 社会福祉士の
ノブちゃんです

 1月19日の朝刊に,私が最後
に勤務した養護学校(現:特別支
援学校)が「2023年度で廃校」
という記事が載っていました。
 当時,廃校のことは頭になく,
今後どう発展していくかをいろい
ろと模索していました。
 私が勤務していた時(平成17
年・18年)は,小・中学部あわ
せて,二桁の人数(当時,地域か
らの通学者も数名いた。)がいた
のですが,記事によると7名
(2022年5月)とのことです。
 この学校は隣りの医療型障害児
入所施設に併設している学校で,
主にここの入所児が通学していま
した。高等部はなく,他校から教
員が来て,高等部の訪問教育を受
けている生徒もいました。廃校の
理由は,この施設の入所者が減り,
他の学校でも肢体不自由児を受け
入れるようになったこととありま
した。
 私が勤務した学校が廃校になっ
たのは,これが2校目です。最初
に勤務した学校も1年で廃校にな
りました。変な巡り合わせで,
教員生活,最初と最後の学校が廃
校です。
 最初の学校は,私が勤める1年
前に4つの小学校が統廃合され,
新しい場所に小学校ができること
になっていました。翌年3月の辞
令は「○○小学校△△教場勤務を
解く」でした。この教場は,1年
から6年まで各1クラスで,私は
5年生24名を担当しました。教
員生活38年の中で,通常学級を
担任したのは1年目のこの学級だ
けでした。
 退職後,最初に勤めた学校へ行
くと,校庭は畑に,校舎の一部は
消防分団の車庫,2年目に統合し
た学校も,現在,児童数名の複式
学級になり,店やガソリンスタン
ドは消え,道路だけが昔と同じ狭
い道でした。
 少子化に過疎化,これから,先
どうなるのか?

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する