元校長社会福祉士上村伸雄|うっのまいサロン

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久しぶりの卒業式

皆様 お元気ですか 社会福祉士の
ノブちゃんです

 3月23日(木)近くの小学校
から久しぶりに卒業式の案内があ
り,町内会長として参加しました。
コロナ禍の中で,参加者は,6年
生とその保護者,それに来賓でし
た。式の状況は以前とちょっと変
わっているようでした。

 式は,6年生の入場で始まり,
国歌清聴,卒業証書授与,学校長
式辞,教育委員会告辞,お祝いの
言葉(PTA会長),記念品贈呈,
お別れのことば(6年生),卒業
生保護者代表のあいさつ,校歌斉
唱,そして,最後に担任を先頭に
6年生が退場し,終わりました。
この間約1時間半でした。
 式は,厳粛に行われていました
が,久しぶりに出席して,感じた
ことを幾つか挙げてみます。コロ
ナの感染防止や今の時代はこうな
のかなと思いつつ,自分が経験し
たことと違いがありました。まず,
名簿が男女別でなく,入場,証書
授与も男女混合であったこと,国
歌斉唱と思ったのに国歌清聴で,
誰も歌わず,スピーカーから流れ
る国歌を聴いていたが,校歌斉唱
では声を出して歌っていたこと,
男子は進学先の制服(詰襟学生服)
ではなく,スーツのようなものが
多かったこと,また,男子の頭髪
で坊主頭は一人だけのようだった
こと,昔は「仰げばと尊し」(こ
こでは「旅立ちの日に」)を歌い,
泣いたものですが,涙を流す子は
見なかったようだったこと(担任
は涙ぐんでいたが),在校生によ
る卒業生への声がけがなかったこ
とが挙げられます。

 卒業式は,学校での教育課程を
修了したことを認定し,卒業証書
を授与し,その門出を祝い,学校
や両親への感謝を伝え,節目をつ
ける式典だと思います。マスク着
用が個人判断になるなど,コロナ
過以前の状況に戻りつつあるよう
です。その中で,卒業式の内容も
変わってきているようですが,変
わってほしくないものもある気が
します。

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