元校長社会福祉士上村伸雄|うっのまいサロン

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

教職員の異動

皆様 お元気ですか 元校長で
   社会福祉士のノブちゃんです

 小学校卒業式の日の前日、3月
21日に教職員の異動発表がありまし

た。私もかつて教員をしており,こ
の時期は,忙しかったことを思い出
します。勤務先が変わるだけでなく,

住居が変わると,部屋の片づけ,箱
詰め,業者・役所等との連絡・手続
き等あり,たいへんでした。

 初任地の小学校から、6年目に附属
小へ異動し,国立のため県へ退職願を

出しました。附属から県へ出るとき
は,国へ退職願いを書き,いずれも辞
令の中に,退職金は支給しない,と書

いてありました。附属小の後,附属養
護,県総合教育センター,附属幼稚園,

県教委と勤務先は変わりましたが,附
属時代,公務員住宅にいたことがあり
ましたが,あとは自宅からの通勤でし

た。当時鹿児島県は,1度は離島経験
をしなくてはなりませんでした。私は

離島経験がなかったので,次は離島だ
ろうと思っているとその通り,種子島
の小学校へ異動しました。その後,県

内を2か所回り,市内の養護学校で退職
となりました。

 地方にいるとき異動の際は,地域の
方々総出でお手伝いいただき,任地へ
は,広用紙に異動者の特徴等を書いた

「送り状」を持ち,学校職員・PTAの
方々も同行して行きました。出るとき

も来た時も,夜は宴会,酒があまり飲
めない私は,顔を真っ赤にし,その場
に寝ていたのを思い出します。

 異動での一番の思い出は,私夫婦が
離島へ赴任するとき,長男は宮崎の大

学を出て,東京で就職,長女は東京の
大学を出て,鹿児島の離島の中学校美
術教師に,次男は鹿児島市の高校と,

家族がバラバラになったことでした。
その時,家も新築中で,次男は近所に

下宿でした。振り返ってみると,異動
はこれまでのことがリセットされ,新
たな気持ちで仕事に取り組むことがで

きたように思います。次男は現在,1年
から2年で全国を異動する仕事をしてお

り,この3月また,異動するようです。
                        

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する