元校長社会福祉士上村伸雄|うっのまいサロン

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あくまきづくり

おはようございます 社会福祉士
のノブちゃんです

4月20日,近所の方の庭であく
まきづくりをしました。約90個
作り7人で分けます。

私は子供時代,少し苦くえぐみが
あるのであまり好きでありません
でしたが,大人になり,おいしく
いただいています。鹿児島では5
月の節句前につくる季節の和菓子
の一つです。

材料は餅米と木灰の汁と竹の皮,
餅米を前日に木灰の汁つけておき,
当日,コップ1杯(約1合)を竹
の皮(前日までに水に浸し湿らせ
ておいた)に入れて包んだものを
約3・4時間煮てできあがりです。
できたあくまきは,竹の皮を取る
と餅米は溶けてゼリー状になり柔
らかく,ほのかなあくの匂いがし
ます。これを包丁ではなく糸で輪
切りにし,砂糖に少し塩を混ぜた
きな粉,黒砂糖,蜂蜜,たまり醤
油などをつけて食べます。

当日は,餅米を竹の皮に包み,鍋
に入れる人,ガスコンロとかまど
を準備し,薪をたく人と分担しま
した。今回はガスより薪の方が火
の回りが良くて早く煮え,ガスは
コンロが小さかったのか時間がか
かりました。朝の8時に集合し,
昼過ぎにはできあがりました。

あくまきを煮ている間,庭に生え
ている,けせんの木の葉(ニッキ
の葉)を取り,米粉と小豆の餡を
混ぜてこの葉で包み,蒸して,け
せん団子も作りました。昼食は餅
米を蒸した山菜おこわでした。

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