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護衛艦「あきづき」体験航海
皆様 お元気ですか 元校長で
社会福祉士のノブちゃんです
7月27日(土)午後1時半から
3時半までの約2時間,海上自衛
隊の護衛艦「あきづき」の体験
航海をしました。護衛艦の体験
は初めてで,しかも3月まで次男
がこの艦の副長をしていたので,
とても親しみ深く,艦内の見学
等させていただきました。「あ
きづき」は,排水量5050ト
ン,全長151メートル,後部
甲板にヘリコプター1機搭載,乗
員約220名,佐世保を母港とし,
第1護衛隊群,第5護衛隊に所属
しています。今回は28日(日)
にある「自衛隊みなと祭り」で
護衛艦「あきづき」と訓練支援
艦「くろべ」が鹿児島本港北ふ
頭に接岸し,イベントが行われ
ました。
出港時,艦橋にいると,「出
港よーい」と見学者の一人がマ
イクに向かって発声すると,
ラッパが鳴り,出港準備が始ま
りました。艦の外を見ると2隻
のタグボートが近づき,もやい
を引き,艦を岸壁から離し,舳
先が湾側へ向くと,エンジンを
加速させていきました。艦橋で
は隊員が付近にいるボート等と
の距離を報告し,方向,速度を
調節していました。桜島フェ
リーと違い,ほとんど動揺はな
く,悠然と右側に鹿児島市内を
見ながら約1時間進み,Uターン
して帰ってきました。ここでま
た,タグボート2隻が,艦を押
して岸壁に着岸しました。
以前,海上保安庁巡視船の体
験航海はしましたが,護衛艦は
初めてでした。機密保持のため
か,限られたところしか見学で
きませんでしたが,艦橋へ行く
階段(ラッタル)がほぼ垂直に
近く,幅も狭いので,上り下り
が大変だったこと,部屋ごとに
扉があり,足を上げて敷居を超
えなくてはならなかったことが
印象的でした。また,艦内のト
イレも利用しましたが,狭く窮
屈な感じがしました。
このような環境の中で,日夜,
祖国防衛に当たっている,海上
自衛隊の自衛官の皆様に頭が下
がるとともに,感謝の思いがし
たのでした。