皆様　お元気ですか　社会福祉士の
ノブちゃんです

４月７日の新聞によると４月１
日から，県内１２の養護学校の名
称が○○特別支援学校に変更され
ました（盲学校と聾学校と高等特
別支援学校を除く）。
　というのは，平成１９年４月１
日に施行された学校教育法の一部
改正で，特殊な子どものための教
育という発想ではなく、一人一人
の状態(教育的ニーズ)に合わせて
特別な支援を行うという考え方で，
「特殊教育」が「特別支援教育」
となりました。
　これまで養護学校は知的・肢
体・病弱の障害種別，それに，
盲・聾学校がありましたが，すべ
て「特別支援学校」となり，複数
の障害に対応できるよう統一され
ました。鹿児島県もそれに従い，
養護学校は複数の障害に対応でき
るよう変更され，名称だけがその
ままだったのでした。
　私が県教育庁にいた時（平成７
・８年）は，学校教育課の中の特
殊教育係で係長の主任指導主事と
指導主事２（私と）の３名で，県
内すべての小・中学校特殊学級
（現：特別支援学級），盲・聾・
養護学校の就学指導，教育課程，
進路指導，訪問教育，予算請求，
議会対策等，特殊教育に関する
すべてを扱っていました。その後，
特別支援教育室となり，今年４月
特別支援教育課と独立した課にな
り，課長以下複数の人員が配置さ
れているようです。
　当時を振り返ると，旧庁舎は
プレハブのような簡易な造り
（３階建て）だったので，大型ダ
ンプ等が通ると，３階の私たちの
部屋はぐらぐら揺れ，大雨の時は
雨漏り対策で，機器等に新聞紙を
かけたこともありました。また，
自分たちの仕事だけでなく，課内
の他の係のお手伝いもしていまし
た。
　平成８年県庁舎が，元空港跡地
の１８階建ての新庁舎へ引っ越し，
学校教育課は１６階でした。桜島
が目の前で，見晴らしのいい場所
で私は半年過ごし，翌年４月，種
子島へ小学校長として異動したの
でした。