作文110番

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

幽体離脱しないで!

こんにちは「作文110番」の森下です。


◆メルマガ登録者には
冊子「(元)採点者だけが知っている!!
『作文審査員・入試担当者はここを見る!』
入試に合格できる作文のコツ」をプレゼント中


※ご希望の方はメッセージかメールでお知らせください。
 PDFを送らせていただきます!
michikomorishita@kcf.biglobe.ne.jp


◆メルマガの感想やリクエストなど
 お気軽にご連絡くださいね!!
michikomorishita@kcf.biglobe.ne.jp


今日のテーマは

「勝手に幽体離脱しないで!」です。

え?「幽体離脱?そんなの出来ないよ」と思っている方!

意外と無意識でやっているものです(笑)



先日、小学生テキストで次のような文がありました。

「晴れの日は外で遊びます。それに対して雨の日は家の中で遊びます。」

もともとの問題は後半の部分(下線部)が空欄になっており

「家の中で遊びます」と入れるようになっていました。

生徒は、きちんと正解しました。



気を良くした私は「この二つの文は対比になってるね。

『晴れの日』と逆の言葉は何と書いてある?」

と聞いたところ・・・。突然に幽体離脱をし始めた生徒!!!

ウーンと空中を見ながら必死で考えた末に

「あ、分かりました!!曇り~!」と元気よく答えてくれました。



た、確かに・・・。晴れ=お日様が出ている。↔曇り=お日様が隠れている・・・。

答えとしては間違いではありません。

しかし私は「この二つの文・・・」と条件を出しているので、

ヒント&答えは文中から探してほしかったのです。

ハイ、答えは「雨の日」ですね。



「自分で考える」「発想する」ことは素晴らしいことです。

が、が、が、国語という科目における「問」は

幽体離脱して空中を漂うのではなく

紙面上の本文から「探す」!!!ことをまずは意識しましょう。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する