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幽体離脱しないで!
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今日のテーマは
「勝手に幽体離脱しないで!」です。
え?「幽体離脱?そんなの出来ないよ」と思っている方!
意外と無意識でやっているものです(笑)
先日、小学生テキストで次のような文がありました。
「晴れの日は外で遊びます。それに対して雨の日は家の中で遊びます。」
もともとの問題は後半の部分(下線部)が空欄になっており
「家の中で遊びます」と入れるようになっていました。
生徒は、きちんと正解しました。
気を良くした私は「この二つの文は対比になってるね。
『晴れの日』と逆の言葉は何と書いてある?」
と聞いたところ・・・。突然に幽体離脱をし始めた生徒!!!
ウーンと空中を見ながら必死で考えた末に
「あ、分かりました!!曇り~!」と元気よく答えてくれました。
た、確かに・・・。晴れ=お日様が出ている。↔曇り=お日様が隠れている・・・。
答えとしては間違いではありません。
しかし私は「この二つの文・・・」と条件を出しているので、
ヒント&答えは文中から探してほしかったのです。
ハイ、答えは「雨の日」ですね。
「自分で考える」「発想する」ことは素晴らしいことです。
が、が、が、国語という科目における「問」は
幽体離脱して空中を漂うのではなく
紙面上の本文から「探す」!!!ことをまずは意識しましょう。