作文110番

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

慣用句のススメ

こんにちは。

作文110番の森下です。

昨日、久しぶりに大型の本屋さんに行きました。

当然、目的の本だけで済むわけもなく・・・。

いつの間にか長時間が過ぎており、

手元には大量の本が握られていたという次第です。




◆メルマガ登録者には
冊子「(元)採点者だけが知っている!!
『作文審査員・入試担当者はここを見る!』
入試に合格できる作文のコツ」をプレゼント中

※ご希望の方はメッセージかメールでお知らせください。
 PDFを送らせていただきます!
michikomorishita@kcf.biglobe.ne.jp

◆メルマガの感想やリクエストなど
 お気軽にご連絡くださいね!!
michikomorishita@kcf.biglobe.ne.jp



さてさて、今日は慣用句のススメです。

文章を書く際に、おススメなのが慣用句や四字熟語です。

むろん会話でも慣用句や四字熟語を使うのは

いいと思いますが、

会話の場合は聞き手が

知らない言い回しを使ってしまうと意味がありません。




しかし、文章ならば慣用句等の意味も

一緒に記載しておけば伝わりますし、

語り継がれて来た客観的思想?

をいれることで説得力が増すのです。

また、簡潔に言いたいことを伝えられる、

インパクトを与えることができる

という利点があります。




特にこの「客観的思想」が重要です!!

例えば次の文。

「今は困難かもしれませんが、

前向きな姿勢を持ち、

新たな道を切り拓く勇気を持ってください。

逆境から学ぶことも多いです。」




こんなことを言われたって、

「そんなことわかってるよ。

他人事だからそう言えるんだよね」

とか「口で言うのは簡単だけど、

それが出来ないから困ってるんだよ」

と私だったらいじけてしまいそうです。




では上記の文を次のように変えてみると

どうでしょうか?

「今は困難かもしれませんが、

人生は『塞翁が馬』と言います。

逆境から学ぶことも多いです。」    




※「塞翁が馬」・・・「人生の禍福 (不運と幸運)は

転々として予測できない」、

「不運に思えたことが幸運につながったり、

その逆だったりするため、幸運か不運か分からない」

という意味。




少しはクールダウンして読めそうです(苦笑)。

なによりも文章がスッキリしますね!!

ぜひぜひ慣用句や四字熟語をサラッと入れてみる…

おススメです。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する