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敢えて外す・・・

こんにちは。

作文110番の森下です。

連日、暑いですがいかがお過ごしでしょうか?

私は完全復活して元気に仕事しています!

バタバタの7月をなんとか乗り切ります!


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「先生、これ見てください。

これすごく自信作なんだけれども

文芸教室の先生から

『これは 時系列になっていて あまり良くない』

と言われるんですけど。

どこがどう悪いんですかね。

自分ではとってもいいと思うのに・・・。」

とのこと。




昨日は 水戸から車で1時間ほどの

筑西市で 大人対象に「伝わる文章講座」を担当しました。

その際に還暦を超えた男性から先のような質問を受けたのです。

答えを言ってしまうと、まさに 時系列、

それこそがよろしくない理由 なのです。




「確かに内容は分かりやすいし、いいと思います。

では敢えて崩す・・・

語順を変えてみてはいかがですか?

この部分を前に持ってきて・・・」

とアドヴィスしました。




「時系列」の文章とはどんなものか?

ファッションに例えると・・・。

休日のオフの日に街を歩いていると

前からアロハシャツを着ている人が2

人歩いてきたとします。




1人はシャツのボタンを1,2個(首回り)外して

シャツを羽織るような感じで

裾はズボンには入れていないラフなスタイル。

もう一人はシャツのボタンを首まできっちり止めて、

シャツをズボンの中にしっかりと

入れているスタイル・・・。




どちらがオシャレ、粋だとあなたは感じますか?

私は・・・

敢えて気崩しているスタイルのファッションを

お洒落だと感じます。

むろん、好みはいろいろあるとは思いますが・・・。




文章も同じです。

語順や書く順番を敢えて変える、

時系列を敢えて外すことによって

読み手には魅力が伝わるのです。

正統すぎると面白み(魅力)が

半減する場合があります。



ビジネス文書ではないエッセイ等の場合は

「あえて外す・・・」を意識してみることも大切です。

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