作文110番

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良い点を取るためには・・・

おはようございます。

作文110番の森下です。

仕事と称して読書ばかりしていると・・・

「かなり病んでますよ・・・

要するに鎌倉・平安時代に没入して

現実逃避しているんですよね?

ヤバいですよ。完璧なこじらせ女子ですね!」

と某イケオジに言わしめました(汗)




ハイ、単なる読書ではなく・・・

平安~江戸時代が舞台の本に没頭中デス。



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さて、国語という科目で

満足いく点数を取るためには・・・

「失点しないように」を意識することが大切です。

え??「いい点を取ろう」という意識ではないの?

という声が聞こえてきそうです。

むろん、「いい点を取りたい」という気持ちは大切です。



しかし、それよりもまずは

「失点しないように」の方が大切です。

なぜならどんなに「良い点を取ろう」と

意識して頑張っても

満点を取れないような難問が

出されている試験が多いからです。




つまり良い点、あわよくば満点を取ろうとするのではなく

とにかく失点を減らすように意識する方が現実的です。

吉田兼好の徒然草(鎌倉時代の随筆)

百十段に次のようなことが書かれています。




【現代語訳】

すごろくの名人と呼ばれている人に、

その必勝法を聞いてみたところ、

「勝とうとして打ってはいけない。

負けないように打つべきである。

どんな打ち方をしたら、

負けてしまうかを予測し、

その手は打たずに、

一目でも負けるのが遅くなるような手を

使うべきだ」と答えた。




はい、1000年前から言われていることが

今も時代にも通じます。

そもそも国語は出題者の意図に対して

満足いく答えを書いて

初めて正解という部分がかなりあるので、

本当に満点というのは難しいです。




それゆえ冷静に自分なりに

出題者・問の意図を読みとって

誤字脱字を避け、

記述では主語・目的語・述語を

しっかりと書くといった細かいことを

意識して失点されない工夫をすることが

実は満足いく点数に繋がるのです。

またその方がメンタル面においても安定します。

是非お試しを。


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