作文110番

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数字は書いたものの・・・

こんにちは。

作文110番の森下です。

先日、久しぶりに大手書店に足を運びました。

問題集のコーナーで

男子高校生たちの

「どれも同じに見える・・・。

どれがいいか分からない」という

セリフに思わず大きくうなずきました。

現役高校生にとってはどれがいいのかを

見分けるのって至難だよな、と。



思わず「どんなのが欲しいの?」

と声をかけたいという衝動を

必死で抑えました~~(苦笑)

ちなみに私は・・・

若者アイドルたちの顔・・・

すべて同じに見えます(汗)




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①きちんとした基準を伝えたうえで

の基準と比べて「大きい」のか「小さい」のか❓等を

伝えないことには相手には正しく伝わらない。

②「高い」「低い」「大きい」「小さい」

「長い」「短い」といった表現だけでは

相手に伝わりにくい。



上記2点のことから文章を書く際には

「数字を入れる」あるいは

「基準と比較する」、

この2点が大切!と

以前に書いたことがありますし、

生徒たちにも口酸っぱく伝えています。




某生徒、資料問題において

きちんと数字を入れていました。

が、が、が、「○○は6割で・・・」と書いてありました。

資料をよく見ると複数の棒グラフが並んでおり、

それぞれが59.3パーセント、

61.2パーセント、

57パーセント・・・という状態。




つまり円グラフの1つの項目が

60パーセントというわけではなく、

複数の棒グラフの平均値が

約60パーセントという状態。

ウーン、せっかく6割と書いてありますが

残念ながらマイナス1点だと生徒に伝えました。




特定のグラフについて書くならば

正確に数字を書く、

複数のグラフのおおよその数字を書く場合は

「約〇割、約〇パーセント」といった具合に

「約」を入れておかないと

虚偽になってしまいます(汗)。

つまりマイナス1点です。



こういったルールを知ったうえで

あらゆる業界のHPを見ると

結構楽しいですよ~。

どの業界も

「顧客満足度96.3パーセント」といったように

結構細かく記載されています。

ぜひ参考まで。

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