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文章の型を身につける読み方(≠書き方)
おはようございます!作文110番です。
ワタクシ・・・生徒たちから気遣われます(苦笑)
「先生・・・プライベートで本を読む時ぐらいはリラックスしたらどうですか?」
「相変わらず本をちゃんと読まないんですね・・・」
と。
誤解のないように申し上げると・・・。
私は人と会うよりも本を読む方が好き!!
一番のリラックス法こそが読書!
つまり「読まない」どころか「しっかりと読んで」リラックスしています。
ではなぜ生徒から先のようなコメントをもらうか・・・?!
それは教科書はもちろんのこと、一般書や小説を
「ほら!ここを見て。この文章、ちゃーんと型にはまってるよ」
と興奮しながら生徒に見せるからです。
「ほら、ここに『確かに(反論)、しかし(反論の反論)』とあるよね?」
といった具合に指摘するのです。
ハイ、本を読みながら「文章の型」を意識しているのです。
こういった姿勢が
「内容よりも型を意識している」
「内容に集中していない」
と生徒たちから思われているのです。
正しい文章の型を身につけるためには
何度も書く練習をすることは言うまでもありません。
しかし、書く練習となると要するエネルギーと時間が半端ないですよね?
実は短時間で楽で身に付ける方法が・・・
教科書をはじめ、本などを読むときに「型」に意識しながら読むことなのです。
教科書の文章こそが上手な、完璧な文章の見本なので
完璧に「型」に当てはまっていることが多いです。
それゆえ読むときに「型」に当てはまっていることを意識すればいいのです。
教科書を単に作業として音読、黙読するなんてもったいないです。
ぜひ「型」を学ぶためにも使いましょう。