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お椅子?
こんにちは。
作文110番の森下です。
世の中3連休ですね。
学生にとっては新学期始まってから
ようやくホッとできる連休。
私は・・・毎日が日曜日?
いえ、毎日が仕事です💦
楽しみながらボチボチ過ごしています。
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「どうぞ、お椅子におかけになられてください。」
これを聞いた瞬間に私は吹き出しそうになりました。
「え??椅子に『お』をつける?
子供のままごとみたい~。
『なられる』?いったこれは何だろう?
受け身?
あ、私ではなく椅子に敬意を払ってるってこと?
分からない~~~(笑)」
と心の中でつぶやきました。
かれこれ20年近く前に通っていた歯医者での出来事です。
どのスタッフも上記のようなセリフを必ず言うのです。
マニュアル化されていたのでしょう。
組織内でマニュアル化した言葉遣いや接客をすることは
いいと思いますが、
マニュアルうんぬんよりも
目の前の人に対して心から敬意を払う…
という意欲があれば気持ちが伝わると個人的には思います。
「とりあえず『お』を付けておけばいい!」
という意見をよく聞きます。
残念ながら「お」を付けるだけでは不足なのです。
動詞に関しては「お~する(自動詞)」は謙譲語、
「お~なる」が尊敬語という区別を
しっかりとして初めて正解。
まずは「お」「ご」をつけてみて、
さらには全体の文を読んでみて違和感があるか、
ないかで判断すればいいでしょう。
先日、生徒が「なんとなくで選びました。」
と言いながらも敬語の単元、全問正解でした。
細かいことを覚えるよりも慣れることって大切ですね🖊