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「便利」という名の罠
こんにちは。
作文110番の森下です。
「読書の秋」を堪能すべく
今週末は引きこもりで必死で
溜まっている仕事をしています🖊
仕事の後には読書が待ってるー!!
と言い聞かせています。
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「先月、オープンしたラーメン屋さん、
とっても美味しいよ。」(形容詞あり)
「先月、オープンしたラーメン屋さん。
口にスープを含んだ瞬間にコクと
うまみが広がるんだ。」(形容詞なし)
この2つの文を比べるとどちらが美味しそうですか?
私は2番目の文です。
なぜなら情景が目に浮かぶからです。
相手に伝わる文章というのは、
情景が目に浮かぶような文章をさします。
となると・・・形容詞は
あまり多用しない方が伝わります。
物事の様子を表す形容詞は
一言で表現できるのでとっても便利ですが、
が、が、便利ゆえについつい使い過ぎてしまい、
結果としてあやふやな文章になってしまうのです。
まんまと「便利」という名の罠に
陥ってしまうのです!
便利な使いやすい言葉を時には封印して
自分なりの言葉で表現すると
生き生きした文章になります。
形容詞を封印したらどうやって書けばいいか?
方法はいくつかありますが
一番やりやすいのは「オノマトペ」!
「トントン」「ワンワン」「ドスン、ドスン」
といった音をあらわす擬音語、
「フワフワ」「さらさら」「ざらざら」
といった物の様子を表す擬態語、
などをオノマトペと言います。
ぜひぜひこれらを使って生き生きとした文章に挑戦しましょう。