作文110番

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バクって・・・

おはようございます。

作文110番の森下です。

昨日から「大江戸火龍改」(夢枕 獏)に

はまってまーす。

仕事は・・・たまる一方ですがスルーです(汗)。



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先日、生徒からこんな質問がきました。

「先生、獏って本当にいるんですか?」と。

実際の画像を Google で出して見せたところ

「え??実際に存在するとは!」と

またまたポカーンとしています。



彼の中では「獏≒伝説上の動物」の知識しかなったのです。

つまり夢を食べるとされる伝説上の獏と

実在する獏がどうも 結びつかなかったようなのです。

それゆえ伝説上の獏の画像も見せて説明したところ・・・

彼はますます混乱してしまいました。



そこで私は次のように説明しました。

「キリンビールのパッケージに描かれている

『麒麟』はいわゆる伝説上の動物で

動物園にいる首が長い キリンとは別物だよね。

獏も麒麟(キリン)と同じような関係だと思って。」と。



ようやく納得してくれました。

彼の中ではずーっと「獏」とは1つのものだ

という認識があったため、

いきなり伝説上の獏と

実在の獏があると言われても

ピンとこなかったのですが、

具体例を聞いてからはすぐに腑に落ちたのです。




このように相手に対して説明する時には

誰もが知ってるような具体例を出すと

スムーズに伝わることが多いです。

まかり間違っても相手を説得すべくして

専門的なことを次から次へと述べるのは「

北風と太陽」の「北風」になってしまうので要注意です。



※夢枕獏氏のペンネームの由来は、

夢を食べるとされる伝説上の生物「獏」と、

夢のような話を書きたいという意味があるそうです。

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