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【第27回目】左上・ブラウンテクのシナリオ

こんにちは!

『ちょっと一服、ひとときの至福〜 ( ̄▽ ̄)〜3 』の《一福茶屋》です!

⭐︎⭐︎⭐︎

エネルギー下降時代のシナリオ、まずは左上です。
左上は、《原油の減少はゆっくりだが、温暖化が急激な場合》です。

想定している状況は…、

●原油生産は2005年から2010年にかけてピークに達する
●その後、年率2%くらいで緩やかに減少していく
●原油ピークの後に、天然ガスのピークが来るが、その後の生産減少も緩やか
●温暖化は、予想する上限に達する勢いで進行する

⭐︎⭐︎⭐︎

こんな状況で、デビッドさんの考えたシナリオは…。

『政治形態は、全体主義やファシズム、国家主義が主流になるかもしれない!』
とな!?
!(◎_◎;)

その内容をまとめると…

●企業や政府が、低質な(タールサンド、石炭、ウランなど)非再生可能資源に、大規模・集中的に投資をする。
結果、エネルギーの生産のためにエネルギーを使うので地球温暖化は進む。

●各国が資源ナショナリズムに足を踏み入れ、自由貿易体制が崩壊

●温暖化による、嵐や海面上昇から都市インフラを守るためや、再建のために、温暖化が進む

●富裕国におけるバイオ燃料への需要が高まり、土壌劣化や食糧不足を招く

●エネルギー価格、食品価格の高騰、その他諸々の相乗効果で、ある種の経済不況が世界的に展開

●持てる者と持たざる者の格差が広がる

★そんな世界嫌だーー! >_<

それもそのはず、左上のブラウンテクは、右上の《救命艇》にたどり着くまでの
シナリオらしいのです!!
……>_<……

⭐︎⭐︎⭐︎

ここで期待してしまうのは、《持たざる者》の力です。
資源がなくなっていく中、《持たざる者》はどんどん増えていくはずです。

この持たざる者は、

『反社会的で厳格さには欠けるものの、共同体意識が強く、柔軟で流浪のサブカルチャーをまとい、《体制の吐き出す廃棄物》や自然の恵みで暮らす』

とあります。


《持たざる者》に限らず、人間は、

●劣化した土地を協力して蘇らせ、
●不自然な自然に順応する(第3回目参照)

ことができるはず!!

そして、パーマカルチャーが描いた

『食糧や再生可能エネルギーを地場生産し、家庭経済や地域経済を再活性化させ、
その結果、バイオリージョンに根ざす政治体制が生まれ、
恒久的で持続可能な文化を確立する』(第24回目参照)

ことだってできるんじゃないの!? 

…と、本を読んでいたら、そんな思いが湧いてきました。

別に、ブラウンテクな社会が来なくたって…、《持てる者》であっても…、
それはやったほうが良いですね!!
(´;Д;`)

次回は、左下のマス、《グリーンテク》です。

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2020年6月20日のオンラインセミナー「お医者さんのするCBDの話」

参加者全員プレゼントの小冊子よりちょこっとシェア〜。

大麻と言えば『マリファナ! 違法!!』 となりますが、精神作用のない株も
あります。
突然変異で時々生まれてきます。
2008年に、大麻の成分の検査場がカルフォルニアにできました。
その突然変異株を検査に出した結果、THCがほとんど含まれず、CBDがたくさん
含まれている株が発見されました。
これを役に立てよう!という活動家たちが現れ、今のグリーンラッシュへと
続きます。

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