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【生態系へ帰る旅ー第40回目】ほんとに増えてるの? 減ってるの???

こんにちは!

『ちょっと一服、ひとときの至福〜 ( ̄▽ ̄)〜3 』の《一福茶屋》です!

★もくじ★

1)ほんとに増えてるの? 減ってるの???
2)一福茶屋の『ツクツクにこんなのあった!(^o^)』
3)「お医者さんのするCBDの話」の小冊子よりちょこっとシェア〜

⭐︎⭐︎⭐︎

データや衛星写真から、温暖化の影響と言われている、いくつかを検証しています。

●ハリケーン

アメリカの話なので、ハリケーンです。

1950年以降、アメリカに《上陸した》ハリケーンの数を10年ごとに示したグラフが載っています。

2005年にはハリケーンの数が多すぎて、名前を付けるアルファベットが足りなくなり、またAから使ったほどなので、さぞや増えている? と思いきや…。

しかし、これは、衛星写真やブイによる風速測定によって、はるか遠い海上の
ハリケーンをも発見できるようになったためでした。

科学者は「無作為標本」を取るという方法を使います。

そのやり方はよくわかりませんが、信頼性の高い1800年代始めからの報告を副標本として使ったそうです。

それによると、ハリケーンの発生数は、全く増えていませんでした。


●竜巻

1950年から2010年までの、アメリカ国内に発生した強い竜巻の数のグラフを
見ると、減ってきています。

これは地球温暖化理論と矛盾するのでしょうか。

地球温暖化理論では、激しい嵐の発生数が増えるという予測は一度もしていません。

竜巻が《増えるかも知れない》と言っているだけです。

なぜ増えると言われるのかというと、温暖化によって増大したエネルギーが嵐を生み出すからです。

逆に、減少するとも言われています。
それは、極地のほうが温度上昇が大きく、南北の温度差が小さくなるからです。

嵐を生み出すのは、温度勾配(温度差?)であって、高温だからではありません。


●極地の温暖化

極地の氷の融解は、温暖化が起きている証拠となるのかどうか…です。

これは、ほとんどの人が思っているほど、説得力のあるものではないそうです。

IPCCは、2001年に打ち上げられたグレース衛星によって、南極の氷の量を正確に推測できると判断しました。

そして、気候モデルの専門家たちに、予想される年ごとの氷の変化を推定するよう依頼しました。

すると、全てのモデルが、温暖化によって南極の氷は増えると予測しました。

その理由は…
温暖化でも南極の気温は氷点下以下ですが、海水温は上がるので、水蒸気が増え、結果、降雪量が増えることになる…というものです。

衛星が打ち上げられると、その測定結果は、《氷は減少している》
というものでした。

逆に、北極では、モデルは氷の減少を予測し、衛星の測定も減少でした。

これは、モデル化プログラムに限界があることを示しています。

アラスカと北極の氷の融解の原因と考えられるものに、十年振動というものが
あります。

場所によって、「太平洋十年規模振動」「北大西洋振動」などと呼ばれています。


例えば、太平洋十年規模振動とは…

太平洋各地で海水温や気圧の平均的状態が、10年を単位とした2単位(約20年)周期で変動する現象である。太平洋10年周期振動とも言う。海洋と大気が連動して変化する。

北極氷原にも周期性があることを示唆しています。

地球の大規模な営みは、まだ分かっていないことが多く、氷の融解が温暖化によるものかどうかの判断は、簡単にはできません。


●海面上昇

海面上昇については、正確なデータがあります。

海面上昇のほとんどは、水温が上がって膨張したためです。
氷河の融解も原因のひとつです。

海水温は、気温よりもゆっくりと上昇します。
単に、水の方が、質量がずっと大きいからです。

この時間差を予測するのは、非常に難しいのです。

正確なデータがあっても、温暖化の予測を検証したり、逆に疑問視したりは、
なかなかできません。

他にも問題があります。

海面上昇の勾配は、地表温度のような、明確な変化がありません。

地表温度は、1970年から突然、急激な上昇が始まっています。

海面上昇は、そうしたはっきりした勾配変化がありません。
あるいは、これから急激な変化を示すのかも知れませんが…。

海水位のデータを使って、地球温暖化の原因が人間であることを裏付けるのは、おそらく不可能…ということでした。

海水位は、1980年から現代までに、20センチ上昇しました。

これは、大きいのか、わずかなのか…?

このうち、アメリカが関わっているのは、約1/5の、5センチ程度です。

さらに、アメリカ国内の自動車が関わっているのは、その1/4で、1センチちょい…なのだそうです。
これは、どう判断して良いのか…。(°_°)

海水位は、今世紀中に30〜60センチ上昇することが、予想されています。

その場合、バングラデシュの沿岸や太平洋の一部の島々が影響を受けます。

フロリダやニューヨークが水没するには、グリーンランドや南極の氷の大部分が今すぐ溶けた場合です。

それは、IPCCで、今後100年以内には起こらないと予測している事態です。

⭐︎⭐︎⭐︎

この本の出版が2014年、その後6年経ちましたが、何か進展はあったでしょうか???

ということで、検索してみました。

北極の温暖化

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57147

大型ハリケーンと温暖化

https://www.google.co.jp/amp/s/www.bbc.com/japanese/50384396.amp

どちらも、記事であって、詳しい解説ではないので、なんとも言えません。

危険を誇張するのも、無関係だとソッポを向くのも、判断を誤らせます。

ムラーさん達が検証に臨んだ姿勢が、我々一般人にも必要なのだなぁ〜と
思いました。
(-_-;)

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前回からの続き

シャーロットはドラベ症候群という難治症のてんかんでした。
多い日は1日に100回も発作が起きていました。
「このままでは6歳の誕生日は迎えられない」
と、医者に宣告されてしまいました。
両親は必死に、味方になってくれる医者を見つけ、医療大麻の許可証を手に入れました。

そして、スタンレー兄弟という、大麻農家を訪ねます。

長くなるので続きます。
(・・;)

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