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【生態系へ帰る旅ー第41回目】それを止められるのか???

こんにちは!

『ちょっと一服、ひとときの至福〜 ( ̄▽ ̄)〜3 』の《一福茶屋》です!

★もくじ★

1)それを止められるのか???
2)一福茶屋の『ツクツクにこんなのあった!!(◎▽◎)/*』
3)「お医者さんのするCBDの話」の小冊子よりちょこっとシェア〜

⭐︎⭐︎⭐︎

ここまでで、

『過去250年間に渡って、地球は温暖化傾向にあり、それは人間の活動の影響
である』

と、結論が出ました。

さて、それなら、それを食い止めることは出来るのか? です。

それを議論するために、まず、地球温暖化理論が完全に正しいと仮定します。

受け入れられない! という人も、ひとまずガマンして、ムラーさんの話を聞いてみましょう。

《仮定》ですからね!

⭐︎⭐︎⭐︎

2009年にコペンハーゲンで、気候変動に関する会議が行われました。

それに先立ち、予備会談が何度も行われ、条約案が審議にかけられました。

その条約案は…

●アメリカは2050年までに温室効果ガスの排出量を80%削減
●その他の先進国は排出量を、60〜80%削減
●中国や発展途上国は、排出原単位を年間4%削減し、2040年までに原単位を
70%削減

では、この条約どおりに、うまくいったとして、万事めでたしなのか…
というと…。

条件どおりなら、二酸化炭素の排出量は現在のレベルの四倍近くまで上がります!

なんでそうなるの!?
(><)

⭐︎⭐︎⭐︎

それは、数字と「原単位」という専門用語に隠されています。

原単位とは、二酸化炭素排出量をGDP(国内総生産)で割ったものです。

中国は過去20年間に年平均10%の経済成長を続けてきました。
この成長が続くなら、条約案では排出量の増加を4%少なくすることができます。

つまり、年間6%まで増やしても良いということです。

2010年には、中国の排出量は、アメリカより70%多くなっています。

アメリカを始め先進国では、排出量は横ばいか、減っています。

今や、地球温暖化に関する限り、先進国は無関係になりつつあります。

これから気温がどうなるかは、新興の富裕国の手に委ねられているのです。

欧米諸国が大金をかけて、排出量削減の努力をしていることは、模範を示すことにはなりますが、発展途上国に同じことをするだけの余裕がなければ、役に立ちません。

⭐︎⭐︎⭐︎

ここで、中国の首席の立場になってみましょう。

中国は、貧困や栄養不良、飢餓、健康障害、教育環境の不備、機会に恵まれない不遇と闘っています。

経済成長の減速が、政情不安を引き起こす可能性もあります。

【気温が数度変化するのを防ぐために、発展の可能性を犠牲にできるのか…?!】
という難問にぶち当たることになります。

⭐︎⭐︎⭐︎

アメリカの排出量が過剰に多かったことを責めるのは、正しいことかもしれませんが、問題の解決にはなりません。

温暖化は《一人当たりの排出量》にではなく、《総排出量》に左右されるのです。

もし、アメリカの排出量を80%削減すると提案するなら、中国の排出原単位を年間8〜10%削減させなければなりません。

それ以下の削減率に同意すると、新興国の経済とともに、大気中の二酸化炭素は、うなぎ上りに急増します。

先進国は、新興国の省エネルギーと、石炭から低炭素エネルギー源への転換に協力しなければなりません。

⭐︎⭐︎⭐︎

条約どおりでも、二酸化炭素排出量は増えて行くのですね!

これ以上、二酸化炭素を増やさないといことが、想像以上に難しいことが
分かりました。

暗ーーくなってしまう内容でしたが、私は、知ることができて良かったなーと
思いました。
(*´ー`*)

温暖化のテーマは、まだしつこく続きます。
(^-^)/

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★一福茶屋の『ツクツクにこんなのあった!!(◎▽◎)/*』★

携帯用太陽光ライト。
リモートワークなどに、顔色良く参加できるみたい。
本来は、室内でお化粧する時用に作ったそうです。

https://ecsp.tsuku2.jp/viewDetail.php?t=3&Ino=000006808200&itemCd=23272233010125

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★2020年6月20日のオンラインセミナー「お医者さんのするCBDの話」
参加者全員プレゼントの小冊子よりちょこっとシェア〜★

大麻農家を訪れたシャーロットは、高CBD品種の大麻から作った、自家製の薬を
飲んでみました。

すると、これまで何を試しても効果がなかったけいれん発作が、ピタッと止まった
のです。

これが、ドキュメンタリー番組となって、全米に放映されました。
これが2013年です。

番組を見た、てんかんの子供を持つ親が一斉に立ち上がり、署名活動を始めました。

ここから、大麻法改正運動が大きく動き、今も進行中です。
アメリカでは、ほとんどの州で、医療大麻が使える状況になっています。

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