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【生態系へ帰る旅ー第3回目】不自然な自然に順応する

こんにちは!

『ちょっと一服、ひとときの至福〜 ( ̄▽ ̄)〜3 』の《一福茶屋》です!

⭐︎⭐︎⭐︎

竹内孝功さん講演会シェアの続きです。

《自然菜園の作り方》

①相性の良いものを植える
②多種類の種を撒く
③草は抜かずに刈る
④刈った草は敷く
⑤自家採種する
⑥耕さず放ったらかし

①相性の良いものとは、コンパニオンプランツのことです。

野菜だけでなく、土を露出させないための被覆植物や、緑肥なども相性の良いものを選び、混ぜこぜに植えます。

プランターの場合も、一緒に植えます。

その時は家族にも一言、言っておいた方がいいですね!!(^。^)
私の場合、鉢の隅っこに、緑肥のつもりでクリムソンクローバー(赤いクローバー)の種を撒いて、成長を楽しんでいたところ、家族が雑草だと思って引っこ抜いてしまいましたーー!!
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⭐︎⭐︎⭐︎

相性の良い作物の例として挙げていたのは、トマト、バジル、枝豆のトリオでした。

トマトは雨がキライ。
バジルはインドから来たので雨が好き。
そして枝豆も雨が好きな上に、緑肥になります。

豆科は、根っこで根粒菌と共生していて、豆が大気から吸収した窒素をアンモニアの形(植物が吸収しやすい)に変え、根っこに保存します。
窒素固定と呼んでいます。

バジルと枝豆が、水分をぢゅーぢゅー吸ってくれるので、トマトは快適…というわけです。

雨嫌いのトマトなので、雨が降る前に収穫してね! ということでした。


②多種類とは…。

同じ野菜でも、〇〇ゴールドとか、マルシェド〇〇とか、いろいろ種類がありますね。

それらを一緒に撒くと、どれかが当たるので、芽が出なくて失敗する確率が減ります。


③④草は抜かずに刈り、刈った草は畑に撒敷く。

繰り返しになりますが…。

残った根が土を耕し、草を抑えます。
敷いた草は、草を抑え、乾燥を防ぎ、土壌微生物のご飯となって土の養分ともなり、土壌流出も食い止めます。

至れり尽せりです!(^-^)v

⑤自家採種は、その畑での経験が種に伝わるので、その土地その畑に適した種に育っていきます。
自家採種OKなもの…ということになりましょうか。

⑥耕さず放ったらかし。

竹内さんは、畑を耕さないで放ったらかしていたら、太ってしまったそうです。
(*≧∀≦*)

耕さない利点は…。

草が生えていれば、水分も養分も草が捕まえてくれます。

イメージがつくと思いますが、何かを植えようと、草を抜いて土を掘り起こすと、その部分がすぐに乾燥してフワフワになりますね。

そこで何が起こるかというと、土壌の中の有機物(炭素化合物)が、陽に照らされて分解が進み、空気に触れて酸化し、二酸化炭素となって大気へ放たれます。

耕すことが、温室効果ガスを増やすことにも繋がっていたのです!
!(◎_◎;)

土壌の流出も、現在大きな問題となっています。

それらを防ぐのは耕さないという、今まで当たり前と思っていたのとは逆の事だったのですね!!

耕すと、草を一掃できるし、生えにくくなるし、一気にがーーーっとできるし楽チンなのですが…。

草刈りとなると、刈り払い機でやったとしても、作物を避けて刈るので神経を使うし、疲れます。

耕すと、「やったぜ!!(`∇´)ψ 」という気持ちにもなりますが……!!

でも、耕さないのがいいんですよーーー!!

ちなみに、冬に草を生やしておくと、草が黄砂を捕まえて、土の栄養分になる…というお話も出ました。

飛んでる黄砂も減るし、肥料にもなるし…!!

ほんと、至れり尽せりです。
*\(^o^)/*

⭐︎⭐︎⭐︎

《気候変動の中で、小さな地球を作っていくために》

最後に、気候変動に対してこれからの自然菜園はどうやっていったら良いかについても、お話がありました。

①不自然な自然に順応する
②自然を創り出す
③2〜3種類の種を一緒に撒く
④最低3年間は種取りをする

①②
この先、今までに経験したこともないような気候に見舞われるでしょう。

「それでも、めげずに多種類の種を撒けば何かが当たる!
正解はないので、探すのだ!」
そうして、その地に合った自然を作っていくしかありません。

「雨は下から降る」と書きましたが、そういった自然の理を学び、利用しながら、自然を作っていくのですね。

さて、どうしても芽が出ないこともあります。
私が山梨県に借りている畑は、《放ったらかしにも程がある畑》でして、何かを撒いても芽が出てくれるのは稀です。
( ̄▽ ̄;)

そんな場合は、粘土団子!!!
講演の参加者は、全員、お土産にもらいました。
ヽ(´▽`)/

粘土団子の作り方はこちら。

https://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/e2885960f2ea52e560a225c4a4a75a4d

粘土団子は砂漠の緑化で、力を発揮しています。

日本なら、粘土じゃなくて、泥団子でも、なんとかなるのでは…?
(o^^o)

③④三年種取り。

三年間、種取りをするのは、各年の様々な気候を経験した種をとって置くことで、様々な気候に対応でき、さらにその土地に合った種が育つからです。

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⭐︎一福茶屋のオススメ⭐︎

竹内さんの講座では、ストチュー水というのがで出てきます。
ストチュー水とは、酢と焼酎と木酢液と竹酢液を混ぜたもの。
(竹酢液はあったら入れると良い)
それを、1000倍に薄めて葉にかけると、葉の消毒になり、葉を伝って地面に染み込んで、ミネラルを供給する…という優れもの。

それを作ってみようと、木酢液を買ってみました。

すると、めっちゃ良い木酢液だったので、結局うがいに使ってます。
( ^ω^ )
ストチュー水も作りましたが…。

《信濃白炭窯精製木酢液》

日本最高品質の木酢液です。
信州の伝統的白炭窯から採れた100%天然成分の木酢液を、2年以上の熟成期間を経て、7回精製した最高品質の製品です。

https://ecsp.tsuku2.jp/viewDetail.php?t=3&Ino=000006808200&itemCd=90221604202018

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