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【生態系へ帰る旅ー第21回目】結局のところ、下降か崩壊!?(゚д゚lll)
こんにちは!
『ちょっと一服、ひとときの至福〜 ( ̄▽ ̄)〜3 』の《一福茶屋》です!
⭐︎⭐︎⭐︎
前回、4つのシナリオを紹介しました。
人類の利用できるエネルギーが、増えていくのか、減るのか???
その観点から、文化的にも生態学的にも可能だと考えられるシナリオは、以下の4つ…というところまで…。
1)テクノロジー無限成長時代
2)テクノロジー安定時代
3)エネルギー下降時代
4)崩壊
今回は、ひとつずつ解説していきます。
1)テクノロジー無限成長とは…。
環境の制約や、人口増加に制限されることなく、成長していくシナリオです。
行き着く先は、他の惑星への移住!!
(°_°)
え??
そんなの無理じゃん!?(◎_◎;)
って思いますよね!
そうです。
そのためには、高密度なエネルギー源が、新たに開発されることが鍵…
なんだそうです。
ハードル高そうですね。
(。-_-。)
2)テクノロジー安定時代とは…。
経済は低迷するものの、資源消費や人口は安定するシナリオ。
それを支えるためには、再生可能エネルギーの技術開発が必要です。
現在の生活の質を下げないだけの再生可能エネルギーが生産できなければ、
スムーズな移行は難しいそうです。
さらに、社会の大規模な変革が必要になります。
これも、どこか無理がある気がします。
3)エネルギー下降時代とは…。
経済活動も人口も縮小し、社会や技術は簡素化していきます。
エネルギー密度の低い、再生可能なエネルギーに徐々に依存して行き、
産業革命以前の社会構造になっていきます。
エネルギーや資源の消費は減少し、人口も新しい形で減少していきます。
新しい形の人口減少ってなんでしょうね???
後で出てくるかな?
しかも、このシナリオでは、《安定》の後、《産業文化の破壊の危機か、ミニ崩壊》が起こり、その後またしばらく《安定》が続き、また《ミニ崩壊》…という形で、
階段状に移り変わっていく可能性があります!
でも、これが一番、可能性ありそうな気がします。
4)崩壊とは…。
エネルギー下降時代の、最も悲惨なパターン…という感じです。
((((;゚Д゚)))))))
化石燃料の枯渇と、地球温暖化が生態系を支えるシステム(ガイアの調節機能ですね)に致命的な損傷を与えます。
そして、産業社会を維持する複雑なシステムが、全面的に、一気に倒壊する…
というシナリオです!!
あり得そうで怖い!!
:(;゙゚'ω゚'):
崩壊のシナリオでは、人類は、他の生き物達を道連れに滅ぶか、
大規模な集団死は避けられない! ということなのです!!
崩壊だけは避けたいなあ〜!
…>_<…
⭐︎⭐︎⭐︎
デビッドさんも、『1)2)はないわ〜!』的なことを書いています。
《成長が永続する思い込み》とキッパリ書いていますね…。
( ̄▽ ̄;)
この《社会一般に広く共有される思い込み》のために、ピークオイルと地球温暖化は別々に扱われ、対策が遅れに遅れたということなんでしょう。
デビッドさんは、この本で、エネルギー下降時代が最も妥当なものとし、
それを前提に、さらに4つのシナリオを述べています。
(次回以降に紹介しますねー)
⭐︎⭐︎⭐︎
2020年4月、日本でも新型コロナのために、自粛要請が出され、経済活動が
止まらないまでも、かなり落ちました。
その結果、人びとの反応は二つに分かれた気がします。
元の経済活動に復帰したい人と、
成長ではない新しい生き方に行ってみたいと思う人と…。
このコロナ禍は、人びとをエネルギー下降時代に誘う波になったのかなあ…と、私は思うのですが、どうでしょう???
…というところで、つづきます。
デビッドさんに着いて行くのが大変てすが、次回も頑張りまーす!
*\(^o^)/*
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前にも紹介したっけ???
新型コロナウイルスと気候変動を超えて
https://m.youtube.com/watch?v=kCbE5idPqYI&feature=youtu.be
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