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【生態系へ帰る旅ー第10回目】《食》の辿る道
こんにちは!
『ちょっと一服、ひとときの至福〜 ( ̄▽ ̄)〜3 』の《一福茶屋》です!
⭐︎⭐︎⭐︎
2020年2月23日、『パーマカルチャー基礎講座』というのを、一枠、担当しました。
これは、パーマカルチャー・センター・ジャパンにて、10カ月間、月一回開校の『パーマカルチャー・アドバンストコース』卒業生が主体で開催しています。
私もうっかり受講してしまい(?!)さらに、うっかり(!?)手を挙げてしまいまして、講師として、1日担当することになりました。
私の担当は、『食とカラダ』です。
10時から15時まで、お昼ごはんを挟んで、5時間。
座学だけではつまらないので、いつもちょっとしたワークショップをやります。
講座なんて未経験なのに、いきなり無理だー! っとワタワタした挙げ句、助っ人を頼むことにしました。
《調理力》と《ふるゆさ整体》の師匠、印南真帆さんです。
https://salon-fu.net/index.m.html
午前中、1時間ずつ、座学をやりました。
(午後は、ほぼ師匠にお任せ状態でした! \(//∇//)\)
今回は、備忘録も兼ねまして、講座の内容をシェアします。
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午前中の前半は、『《食》の起源と変遷』をテーマに、私が頑張りました。
(´∀`)ゞ
今回、講座の内容をメルマガとしてまとめるにあたり、人類の起源を改めて調べてみました。
第6回目で「人類はアフリカの森で生まれ、わりと平和に樹上生活を……」 と書いてましたが…。
それって、アウストラロピテクス(猿人)のことでした…のです!
(//∇//);;;
そこ(生き残った猿人→原人へ進化???)から、ホモ・サピエンスへ進化したのか、違うのか…、分かってないそうで…。
なので、ホモ・サピエンスもアフリカが起源なのですが、森が故郷なのかどうかは、謎なんでした。
森は故郷な気がするんですがね〜〜。
( ̄ー ̄) ←遠い目
前置きが長すぎました!!
( ̄▽ ̄;)
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まずは、猿人から新人にかけての食の起源から。
猿人アウストラロピテクスは、アフリカの森で生まれ、樹上生活をしていました。
400万年前とも300万年前とも言われています。
主に、果実や葉、昆虫や幼虫を食べていました。
時には、動物の死骸を見つけて、食べたりもしていました。
300万年〜240万年前、地球は寒冷化、乾燥化が進みます。
森は縮小し、サバンナが広がる中に森が点在する環境になりました。
アウストラロピテクスは木から下りて、地上生活を始めます。
植物からの食料調達が段々困難になり、他の肉食獣が食べ残した、歯で噛み砕けない骨髄や脳を、石器で割って食べていました。
アウストラロピテクスは絶滅したとされています。
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肉食になったアウストラロピテクスから進化したのかどうか、起源は謎のホモ・エレクトス。
ホモ・エレクトスは生まれ故郷のアフリカから移動し、ジャワ原人、北京原人となりました。
ホモ・エレクトスは石器を使って、小型の動物を狩りました。
果実や根茎、卵や昆虫など、食べられるものは何でも食べました。
ホモ・エレクトスの摂取総カロリーの65%は動物性でした。
この食の変化が、身体の変化の一因となりました。
肉食により、消化器官が小さくなり、小さくなった分のカロリーが脳へまわります。
アウストラロピテクスと比べて、身長は2倍になりましたが、頭蓋骨は3倍になりました。
(肉食は一因であり、他にも要因があります)
ホモ・エレクトスは、10〜5万年前に絶滅したと言われています。
ホモ・エレクトスが現代人につながっているのかどうかは、まだよく分かっていません。
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20〜10万年前ころになると、
●ネアンデルタール人(旧人)(ホモ・ネアンデルターレンシス)
●ホモ・サピエンス(新人)
●デニソワ人(ホモ・サピエンスの亜種とも…)
の3種の原生人類が共存していたらしいのです。
(ホモ・エレクトスも生存していた年代は被りますが…)
※ ホモとは人類という意味
出会って、交雑し、今の人類に至る…とも言われます。
これら人類は、誕生の年代は違えど、全てアフリカが起源というのが、現在の考えです。
(アフリカ単一起源説)
効率的な狩りの技術を磨き、大型動物を捕らえていました。
大型動物たちは、氷期に入ってから、広がる氷床に追われ、北から南下して来ていました。
この時代の人類は、摂取総カロリーの1/3が動物性でした。
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9万年前に、氷期が終わると、寒冷地を好む大型動物たちは、北へと帰ります。
ネアンデルタール人はそれを追って北上し、絶滅したと言われています。
(4万年前ころ)
ホモ・サピエンスたちは、その地に留まりました。
協力し合い、道具や狩りの方法を工夫し、素早い小型動物を狩りました。
弓の発明は、この時代です。
肉の摂取量は減りましたが、温暖化で植物が増え始めたため、木の実や豆類、種子植物などが食料にできました。
この頃の動物性の摂取は、1/10にまで減りました。
狩りの獲物も減り、採集できる植物だけでは、食料は足りません。
人類は、植物採集の経験をたよりに、イチかバチかで、植物を育て始めます。
それが、農耕の始まり、最初の農業革命です。
今回はここまで。
次回は、《食》がどうなっていくのか、その変遷ぶりを紹介します。
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