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コレステロールは下げてはいけない〜④〜
★★★★「真・健康への道」★★★★
the road to true health vol.102
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■□■□■□■□■□■□■□■□■□■「コレステロール」について4回目の投稿です。
今回は『女性とコレステロール』についてです。
現在、コレステロール値の基準は男性と女性が同じ基準で、年齢による基準の違いもありません。
血圧の基準も同様です。
これがそもそもおかしいと感じてください。
血圧に関しては性差はあまりないですが、コレステロール値は男性と女性では大きく異なってくるのです。
日本では男性の約2倍の数の女性がコレステロール低下薬を処方され服用しているそうです。
女性のほうが圧倒的にコレステロール低下薬を服用している理由は「更年期」にあります。
更年期とは、閉経前後の約10年(44〜55歳)を指しますが、この時期に女性のLDLコレステロール値は急激に高くなるのが普通です。
その理由として女性ホルモンの減少です。
女性ホルモン(エストロゲン)にはLDLコレステロールを下げてHDLコレステロールをあげる働きがあるからです。
つまり、更年期が始まって閉経の時期にかけて女性のLDLコレステロールが高くなるのは病的なことではなくて、ごくごく自然の変化なのです。
2014年に日本人間ドック学会が性別と年齢を考慮した基準値を出しましたが、採用されませんでした。
もし採用されたら、製薬会社と病院の儲けが減ることになるので、猛反発があったのかもしれません。
そもそもですが、女性は長い人間の歴史の中で培われてきた本能として、脂肪を蓄積して利用する能力が男性より発達しています。
命を宿す子宮を守り、産後は母乳を作り、長い人類の歴史の中ではつい最近まで狩猟に出かけた男性が戻るまでの長期間の飢餓状態を乗り越えるために脂肪を蓄えていました。
男性より女性の方がコレステロール値が高いのは当然で自然なのです。
欧米では、最近「女性にコレステロール低下薬は不要」とされ、アメリカの医師会では以下の論文も発表されています。
・心臓血管系疾患の既往歴のない女性に対して脂質低下は総死亡率または冠動脈疾患の死亡率を低下させない
・女性での脂質低下が冠動脈疾患の発症率を下げることについて、統計学的に有意な結論は得られていない
・血管系疾患の既往歴のある女性に対し、高脂血症治療は冠動脈疾患発症率と死亡率、非致死性狭心症、血管再生術の減少に効果があるが、他の疾患が増加するため総死亡率は減少しない。
閉経後の女性の半数が「脂質異常症」と診断されて、男性の2倍ものコレステロール低下薬を服用している日本の状況は、欧米からは異常な事態だと驚かれています。
それでも、まだコレステロール値を下げたいですか?
次回は、「コレステロール値が高い人のほうが長生きする!?」です。
最後までお読み頂きありがとうございます😊
参考引用文献:薬剤師が教える薬に頼らず長生きする方法 それでも「コレステロール薬」を飲みますか?
著者 宇田川久美子
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