朝のテレビから流れてきた歌がありました。
『みんなのうた』で榊原郁恵さんが歌っていました。
”しあわせのうた”という曲です。
『みんなのうた』は、NHK がテレビとラジオの各チャンネル（日本国外向けのチャンネルを含む）にて放送している、5分間の音楽番組です。

　　東に住む人は、太陽を一番先に見つけることができる。
　　北に住む人は、春を強く感じることができる。
　　南に住む人は、いつでも花の首かざりを捧げることができる。
　　西に住む人は太陽をりませんことができる。

　海から昇る朝日ばかり見ている人は、海に沈む夕日を見たいと思います。
雪の降らないところに住んでいる人は、雪を見たいと思います。
もちろん、逆もあります。
　人は、与えられた環境の中で生活をして生きていかなければなりません。
環境を変えることが出来る人もいるでしょうが、いつかは、落ち着く場所がきまってしまいます。
仕事だって同じです。
転勤があるなしに関わらず、与えられた環境や場所で働かなければなりません。
　場所を変えることで環境を変え、新しいものを見つけることができるかもしれませんが、今ある環境の中で、新しいものややるべきことを見つけることの方が、人として成長するのではないでしょうか。
　しあわせを感じることの出来ない人は、今、置かれた自分の環境に対して、不平不満ばかりしか言いません。しあわせを感じる価値観が違うからです。
もしも、その人がしあわせを感じる価値観を与えられたとしても、いずれは、その環境になれ、また、不平不満をいうことになります。
　大切な事は、二つあります。
一つは、おかれた自分の環境や立場のなかに、しあわせを探しにいくという力を身に付けることです。
これは、感謝する心からはじまります。
よく人が、無くしたときに、その大切さがわかるといいますが、まさしく、それが感謝の心だと思います。
　もう一つは、生かされていることにしあわせを感じることです。
生きていれば悲しいこと、つらいこともあります。
嫌でも、乗り切らなければならないことがあります。
でも、それを乗り切った後の未来を夢見ることを忘れてはいけないと思います。
　
　朝、テレビから何気なく流れてきた”しあわせのうた”。自分をみつめなおす、素敵な時間となりました。!(^^)!
　　https://www.youtube.com/watch?v=A4lMaK0Gf_g