目的の場所に行きたいとき、今でこそ、歩いても車でも、ナビ機能を使って行くことができる便利な時代になりました。
現代みたいな、便利な機能がないときには、地図を使ったり、人に聞いたりして、迷いながらでも目的地にたどり着くことができていました。
だから、迷ってやっと覚えた道は忘れることはなかったように思います。
　パソコンでも自転車でも覚える時に、簡単に人から操作してもらって処理したり、倒れないように後ろでしっかりとつかまえてくれていると、早く仕事が進んだり安心だけど、いつまでもなかなか覚えられません。
　痛い思いをしたり、迷って苦しんだりしなければ何でも自分のものにはならないように思います。
教えられた通りにやって出来たものは人のもので、自分のものにはなかなかならないはずです。
困ってしまうことは、長い目で見ると素晴らしいことに感じる日が必ずやって来ると信じています。
　沢山困ることによって、どうにか自分でしようと知恵を絞ります。
このことが、自分を支える力となり、身に付き、素晴らしい結果だでるのではないでしょうか。
困って孤独になって一生懸命に考えなければ人間は成長しません。
教えられた通りに同じことを繰り返しているばかりでは、仕事はこなせるようになっても賢くなることはないと思います。
　上手くいくことは、悪くはないと思いますが、上手くいっている時に、学んではいることは、少ないのではないでしょうか。
　困ったり失敗した時に人は学んで成長するからです。
　「勝った試合からは得たものは何もないが、負けた試合からは得たものは計り知れない」と言った、ゴルファーがいます。
『失敗は成功の母である』という諺もあります。
　失敗がいいことだと言っているのではなく、一人になって、そこから学ぶことができることが素晴らしいことなのです。
　
　泣いた数だけでは、人は幸せになれません。
そこで、学んだ数だけ、人は幸せになれるのではないでしょうか。!(^^)!