知識・資格・技術等を身につけて、就職して、「幸せ」な生活や人生が送れるだろうか？

　学校と呼ばれるところは、全国にたくさんあります。学校で学力を付けて、資格をとって、様々な技を身につけるのは、当たり前のことです。でも、これだけじゃ、社会に出てから生きていくことはできても、人として「幸せ」を感じることはないと思います。

　会社でみんなから信頼され、「君が、うちの会社にいてくれて本当に良かった。もう、君がいない会社なんて、考えられない」「君にしかできない仕事がある」って、言われたり、「この商品は、君の会社から買っているんじゃない。君から買っているんだ。」って言われたら、本当に幸せですよね。

　このような仕事ができるのは、「人間性」を身につけた人だと思うんです。だから、学校と呼ばれるところは、人間性を育てる必要があります。学力・資格等は、仕事に必要な引き出しの一部です。

　『私が一番受けたいココロの授業（講演編）』を参考にしています。　　


　学校は、最終学校といわれるところがあります。就職する前に卒業した学校です。義務教育は9年ですので、中学校が最終学校になる人もいます。高校や大学、専門学校になると、その人数は一気に増えます。それらを卒業し、社会に出たときに、本当に役に立てる人間にしてあげることこそが、彼らにとって「幸せ」であり、保護者や社会が望むことだと思います。そのために、「人間性」が必要なんですね。就職して、どんなに仕事ができても、「あいさつもできない」「椅子も入れられない」ような人では、誰も応援してくれないと思います。だからこそ、学校で仕事をする先生や関係者の役割や期待は大きいと思います。もちろん、保護者の協力も大事ですけどね!(^^)!