本田宗一郎さんの言った言葉で大好きなものを紹介します。これは、本田技研のホームページにあった話です。

　「物を作るときには、それと一番長いこと付き合わなきゃならない人のことを考えろ。
　一番長いのはお客さんだろ。その次は売った店の修理工。その次がうちの工場の人間で、作った本人のくせに一番短いのは設計者。
　ずっと使う人の身になって考えたら、不親切なものなど設計できないはずだ」

　いい話しですよね。素晴らしい目的ですよね。何のためにという、終わりのない目的がハッキリしていますからね。すべては、お客さんの幸せのためになんですよね。そして、　この言葉を、自分の仕事に置き換えても同じ事が言えるんです。学校で仕事をしていた時に、いつも自分に言い聞かせていたのがこれでした。
「授業をするときは、それと一番長いこと付き合わなきゃならない人のことを考えろ。」
部活動の指導も同じです。「部活指導をするときは、それと一番長いこと付き合わなきゃならない人のことを考えろ。」
どちらも、生徒です。一生付き合っていくことを考えると、いい加減な授業はできませんよね。部活動の指導も同じです。

　人は、何のためにという目的を、自分の事ではない、人を幸せにする方向に向けると、仕事や勉強は楽しくなるんですよね。


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