ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

345【すーさんの学校】腹八部目

毎日食べているのは食事です。
むしょうにお腹いっぱいに食べたくなったりすることがあります。
テレビ番組で、食べ物の特集をしたりすると、それが食べたくなったりします。
その地方でしか食べられないものがあると、並んででも食べたくなります。
 でも、美味しいからといって、食べ過ぎればお腹をこわしてしまいます。
だから、昔から、「腹八部目に医者いらず」とか「腹も身の内」とかいって、むやみに大食いすることをしなかったと思います。
英語にも「Light suppers make long life.(軽めの夕食は長寿の源)」という、同様の言葉があるようです。
 腹八分目の食事が、なぜ健康にいいのか...その科学的な検証が、1980年代から世界各国で盛んに行われてきました。
ラットなどの小動物を対象に、食事の量を一定に制限したグループと、好きなだけ食べさせたグループとの平均寿命を比較する研究です。
 例えば、日本で行われた研究のひとつでは、食べ放題にしたマウスの平均寿命が74週であったのに対し、食事の量を80%に制限したマウスは122週と、1.6倍以上に延びたことが報告されています。(東海大学医学部の橋本一男教授、田爪正気講師らによる研究で、1990年に発表されました。)
 その後、さまざまな研究から、腹八分目...つまり一定のカロリー制限によって、細胞の老化を遅らせることができるということが確認されました。
さらに糖尿病など多くの生活習慣病の予防に、腹八分目の効用が指摘されるようになりました。
 日本史上最高の生物学者であり農学者であると言われている貝原 益軒(1630年 - 1714年)も『養生訓』の中で、食べる量は腹八部目を適量とし、物足りないくらいがよいと「多きにすぐることをおぼえざるは、つねの人ならひ也」と説いています。
 人は食べることを止めてしまったら、生きてはいけません。
食べるものに関しては、日本という国は、贅沢すぎるほど恵まれていると思います。
食べ放題に行って、食べられないぐらいに食事を取ってきて、残してしまう人もいます。
世の中には、生きて行くのさえ大変な人もたくさんいるのに・・・。
 お腹一杯になって残すのは、日頃からの食生活の乱れであり、日頃から、腹八部目を心がけていれば、食べ物の量も調整できると思います。
 健康のため、長生きするためにも、美味しい食事を腹八部目にする習慣を付けたいものです。!(^^)!

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する