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312【すーさんの学校】私の足が大きくて・・・
満員電車に乗っていると、身動きがとれなくなりますが、自分のバランスを保つために足は動いてしまいます。
そんな時、人の足を踏んだり、人から自分の足を踏まれたりすることがあります。
思わす声に出して、「痛い」って言うこともあります。
「うかつ」という言葉があります。
ぼんやりして注意が行き届かなく、やってしまうことです。
踏んだ方も、踏みたくて踏んだわけではなく、踏まれた方も、踏まれたくて足を出したわけではありません。
避けようとしても、避けられないこともあるのです。
踏んだ方は、当然のことながらあわてて謝まります。
中には、頭を下げるだけの人もいますが・・・。
問題は踏まれた時の対応です。
小さな子どもなら、踏まれた時に泣くかもしれません。
少し大きくなると我慢するかもしれません。
大人になれば、お互い様という気持ちの持ち方から、「大丈夫ですよ」と言って、笑顔で返すこともできます。
「とんだところへ足を出していた私の方こそすいません」という思いが大事なのだと思います。
自分は悪くないと思っていても、うっかりしていて、相手に嫌な思いをさせてしまったことを伝えることができる大人であれば、間違いなく人から好かれるようになると思います。
そして、足を踏まれたくないので、自分の足の位置も考えられるようになります。
これは、足を踏まれた踏んだだけのことではありません。
誰だって不注意に何かをしてしまい相手や周りの人に嫌な思いをさせることがあるはずです。
そこを、素敵な笑顔と言葉で相手を気遣ってあげることができるのが、格好いい大人だと思います。
ちょっとしたことで、つまらない感情でけんか腰になっても意味がありません。
このように、その場の空気や周りの空気を感じて、自分でつくっていくことが人として成長していくのです。この空気をつくりだすことを「うかつ謝り」といいます。
子どもたちには、自分が悪くなくても、謝ることもあるのだということも教えなければなりません。
冷静に考えさせて、自分の取るべき行動も考えさせることが必要な時もあります。
自分がとった行動を振り返らせることで、トラブルを防ぐことも覚えていくのです。
西欧では、足を踏まれたときに「私の足が大きくて、すいません」という表現もあるそうです。
足を踏んだ方は、誰でも、「しまった」と思い、謝るものです。
それを、踏まれた方が、うっかりしていましたと、先に謝ってしまうとしたら・・・。
何とも言えない、心地よい風が流れていくことだと思います。!(^^)!