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61【すーさんの学校】子どもに残しておきたい二つのこと
世の中便利になって、写真もビデオもデジタル化になってきました。
データの保存も簡単にでき、さらに、家庭で編集ができるので、思い出は、映像として残すことができるようになりました。
しかし、映像は残せても、映像では残せない、親から子供への想いや考え方もあると思います。
子育てについて、子供が小さい頃の出来事を文章にして残すことは、命をつなぐ面でも重要であると考えています。
そこで、次の二つのことができると、子供はきっと親からのありがたみや幸せを何倍も感じることができると思います。
(1)子供と一緒に歩いた足跡を残しましょう。つまり、起こった出来事の記録です。どんなことができるようになった、どんなことを言った、しゃべった。できれば、自分用の手帳を作って、書き込んでいくと、きっと素晴らしい想いが子供に伝わると思います。
(2)まだ起こっていないことを残すのもいいと思います。
これは、自分(親)がこれから、どんなことがあっても、子供が大きくなったときに、それを読めば、親から子供への想いが伝わるようにしておく手帳です。
また、子供が独り立ちをするときに、親から子供へのプレゼントにもなるはずです。
時がたてば、子供は大きくなり、親も年をとっていきます。
できるときにできることを、思いついたときにできることを、そして、記憶が新しいときに記録を続けることが大切だと思うのです。
楽しいことするとき、大切なものを守るとき、人は、楽しんで実行することができるからです。