mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
54【すーさんの学校】スポーツをするために大切にしなければならない3つこと
スポーツの指導者は、練習や試合のあとに、児童生徒や選手に向けて話をする。誰でも言葉に違いはあっても、当たり前のことを大切にするように言っているはずである。
そこで、大きく分けると次の3つであると考えた。
(1)道具を大切にする
ここでいう、道具というのは、自分の体の一部である。さらに、道具の中には、魂が宿っている。ボール一つにしても一緒で、ボール一つあれば、練習でも試合でもできる。だけど、一つ無かっただけでも何もできない。練習の前や練習の終わったあとに、ボールの数を数えたりきれいに拭いたりすることは、当たり前のことである。道具を大切にしておけば、神様は絶対に裏切らない。
(2)場を大切にする
練習場所や稽古の場所は、いつもきれいにされていなければいけない。ゴミやほこりが落ちている環境でうまくなるはずがない。体育館の中でも、グラウンドでも誰が来ても、誰が見ても、感動するくらいにきれいに整える。これができるようになると、気持ちも緊張してできる。さらに、自分たちが使うトイレや部室、用具倉庫も同じである。みんなで使う場所だからこそ、気持ちよく練習や試合ができるようにしなければならない。一流の指導者は、このようなところに最初注目するものだ。場をいつもきれいに清めておけば、神様は絶対に見方になってくれる。
(3)応援してくれる人を大切にする
応援してもらえる選手やチームは、周りの人を大切にする。大切にするから、応援をしてもらえる。応援してもらえるから、その人たちの為に一生懸命に練習したり、試合をする。どんな選手やチームが応援してもらえか。本物の挨拶ができる、地域を大切にする、行動や動きが見ていて気持ちがいい等である。自分の周りにいるすべての人を大切にすれば、神様は絶対、応援をしてくれる。
この3つを支えているのは、心である。心がどんな風にも雨にも負けないようにすることである。頭で分かっていてもできないのは、周りの目や声が気になるからである。そんな壁を作ることが、心が折れていることになる。周りのことは、気にしない。正しいと思うことを、支えてくれる人たちのために、一生懸命全力で尽くすことである。