東京動物アレルギーセンター

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第2話 腸内細菌とプロバイオティクス

このメルマガのコンセプトは、「ペットと一緒に生活している飼い主さんが知ったら役に立つであろう海外論文を独断と偏見でピックアップして翻訳し、中学2年生でも理解できるような言葉で噛み砕いて意訳し不定期にお届けする」。
山手線でいうと新宿ー渋谷区間、地下鉄でいうと福岡空港駅ー博多区間でも読めるくらいにコンパクトにまとめて情報発信するように心がけています。

なぜ、最近「腸内フローラ」や「腸内細菌」という言葉をよく聞くようになったかと言うと、今まで存在していなかったスゴイ測定器(次世代シーケンサー)が世界中で使えるようになったからです。例えば海の中にどんなお魚がいるか知りたい時に、これまでは岸壁からエサを垂らして釣りをしてお魚が釣れた時点で海の中にお魚がいることを知りました。ところが次世代シーケンサーが登場し、海水一滴で海の中に生息するお魚だけではなく海藻や甲殻類までもどのくらいの種類と数がいるか?をサクッと知ることができるようになりました。
この“スゴい武器”を使って世界中の研究者たちが腸内細菌について研究を始めた結果、これまで知ることができなかったブラックボックスに何が入っているかを探る研究論文が毎日報告されるようになったという訳です。

その結果、人間(飼い主様)と同様にペットの健康と幸福も、腸の微生物(gut microbes)に大きく依存していることがわかってきました。従って、腸内環境に対する適切なケアと栄養バランスの取れた食事を与えることは、ペットの健康を維持するためにやはり重要なポイントになります。プロバイオティクスとしてのサプリメント(乳酸菌やビフィズス菌)は、急性胃腸炎の予防と治療と治療、炎症性腸疾患(IBD)の治療、アレルギーの治療と予防に有用であると報告されています。
 プロバイオティクス(probiotics)の定義は「腸内フローラのバランスを改善することにより有益な作用をもたらす生きた微生物」であり、その微生物を含む食品(ヨーグルトや乳酸菌飲料)をプロバイオティクスと呼んだりもします。

このメルマガを読んで下さった飼い主様のワンちゃんや猫ちゃんが1日でも長く健康でいられますように・・・



<参考文献>
Łukasz Grześkowiak Akihito Endo Shea Beasley et al.Microbiota and Probiotics in Canine and Feline Welfare. Anaerobe . 2015. Aug 34, 14-23.


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