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第95話 マグネシウムで皮膚バリア機能を改善せよ!

第95話 マグネシウムで皮膚バリア機能を改善せよ!

アトピー性皮膚炎の人が「海水浴」や「塩分の強い温泉」に行くと皮膚の調子が良くなるってことがあるけど、これらのタラソテラピー(海洋療法)の効果は
❶海水中のMgによって肌のバリア因子である「ヒアルロン酸」が増えることによる保湿作用
❷Mgによる「アシルセラミド」の合成の高まりによる皮膚のバリア機能の回復
❸Mgによる「ポリアミン」が増え、皮膚ターンオーバーの促進や紫外線などの外部刺激からの保護
(Shokoku Shu et al.2022)

補足コメント
・ポリアミンとは、簡単にいうと皮膚を守る成分
・正確には、表皮細胞の紫外線障害や酸化ストレス障害に対して保護作用を持つ成分


あとがき
【Dr.川野が忖度なしでスゲ〜って認定した厳選商品】

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腸内細菌界のヒーロー!
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とにかくスゲ〜わかめ
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腸内細菌の中でもビフィズス菌や酪酸産生菌が食べたがるエサ(ヒト、犬、猫でエビデンスがある)   
・腸内細菌の餌となるオリゴ糖の中でも最も低分子の三糖類。
・大腸で腹ペコで待つビフィズス菌や酪酸菌がパクパク食べることが科学的に証明されています。
・てんさい糖や玉ねぎ、アスパラガスなどに含まれております。
・大腸まで消化されること無く届き、腸内環境を整える有用菌にダイレクト届きます。
・砂糖に似た甘みを持ちますが、カロリーは約半分です。
・本製品はケストースが100%含まれております。
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グルテンフリー キヌアビスケット
小麦アレルギーのような、対グリアジンアレルギーなど、食物アレルギーのワンチャンや猫ちゃんでも安心して食べられるビスケットタイプのおやつです。
◉グルテンフリー
◉カゼインフリー(乳製品不使用)
◉シュガーフリー
◉トランス脂肪酸フリー
◉アレルギー特定原材料等28品目不使用
◉食品添加物ゼロであり
人も犬も猫も食べれる安心・安全・高品質クッキーです。
キヌア(学名:Chenopodium quinoa)を主原料としたビスケットであり、短鎖フラクトオリゴ糖である「ケストース」も配合されており、善玉菌を増やす効果が期待されています。
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最後の言葉
このメルマガのコンセプトは、「診察室では話しきれない情報を伝える」で、「ヒトとペットの健康に関わるイケてる研究論文を独断と偏見でピックアップしておじいちゃんでも理解できる言葉で噛み砕いてわかりやすく表現すること」にコミットします。情報量がかなり多くて1度読んだだけでは100%の理解は難しいと思います。仮に10%しか理解できなくても次に読んだり聞いたりした時に点と点が繋がって線になる時がいつか来るので心配しないで下さい。
東京動物アレルギーセンターでは皮膚科疾患の中でも特に多く遭遇する犬と猫のアレルギー性皮膚疾患に”羅針盤”の照準を絞りブレずに面舵いっぱい切りました。当センターの役割は「犬と猫のアレルギー性皮膚疾患に対して対症療法ではなく、根治療法に挑戦し脱医薬療法を目指すこと」です。特に腸内細菌と口腔内細菌と皮膚細菌にググッとフォーカスし、鋭くザクッとメスを入れます。特に免疫細胞の70-80%が配備されている腸管は脅威となる病原体との主戦場となる。動物病院でアレルギーのペットを毎日診断・治療して、課題はやはり「慢性炎症のコントロール」と「フリーラジカルの制御」だと考えています。
アレルギーで苦しむ動物と何も出来ず彷徨ってる飼い主さんのために犬アトピー性皮膚炎の治療戦略として「プロバイオティクス(有益な生きた細菌)/プレバイオティクス(有益な細菌のエサ)による腸内環境の改善に加え、酸化ストレスの緩和により免疫抑制剤から解放され、尾崎豊じゃないけど戦いから卒業することを目指しています。免疫を抑制しないと制御不能だったはずの痒みが、腸内環境改善を改善するために乳酸菌クラスター爆弾を腸管内(大腸)に投下して、腸壁に住む細菌たちアンバランス(dysbiosis)をチューニング(整頓)すると、免疫を抑制しないと制御不能だったはずの痒みがチャラになる動物たちを目の前で見せてもらい、生命体の無限の可能性を教えてもらい、そのキープレイヤーとなるのはやはり菌だと感じています。だから僕はアレルギーを出来るだけ薬物に頼らず治療したいという方に対する解決策、治療オプションを提案したいと思います。この治療介入は薬物と違ってリスクは全くないか、あったといても無視できる程度です。
口から入り胃を通過して腸管内を移動し、定住せず短期間だけ“宿泊”し、腸管の動きに合わせて移動しながら、その一瞬一瞬で任務を全うして勇敢に戦死するエキサイティングなビフィズス菌や乳酸菌。
まだ絶対的正解はないが、実際に決定打となり裏打ちする研究結果がはっきりとそれを証明しています。特に脅威となる皮膚のブドウ球菌や口腔内のグラエ菌に対して力ずつのアプローチ・抗菌薬による殺菌という空爆で有用菌まで無差別に爆撃することのないように静菌制御して、動物達の腸管内や皮膚表面に暮らす細菌たちの潜在能力に期待するとともに、一生懸命育てた菌の邪魔をしない世界を目指します。
そんな想いを高速道路サービスエリアに設置されて、「コーヒールンバ」の曲にのせてプチ贅沢なコーヒーが出来上がるまでの時間でも読めるくらいにギュッとコンパクトにまとめて発信します。
この想いがアレルギーで痒がる世界中のワンちゃんと猫ちゃんに届きますように…


文責
川野浩志(獣医学博士)
日本獣医皮膚科学会 認定医
藤田医科大学医学部 消化器内科学講座 客員講師
全日本暴猫連合なめんなよ 親衛隊長(公認)
・東京動物アレルギーセンター
・九州動物アレルギーセンター
・福岡動物アレルギーセンター
・名古屋動物アレルギーセンター
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