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第75話 腸内細菌が作り出すリーサルウェポン”短鎖脂肪酸”を増やせ!

第75話 腸内細菌が作り出すリーサルウェポン”短鎖脂肪酸”を増やせ!


アイドルグループ「腸活」があったら、主力メンバーが短鎖脂肪酸だ。
賛否両論覚悟で言えば、個人的には酢酸(前田敦子)、酪酸(指原莉乃)、プロピオン酸(大島優子)という感じ。
つまり、短鎖脂肪酸がめちゃくちゃ人気だから成り立つアイドルグループと理解して間違いない。

医学的にクソ真面目に短鎖脂肪酸を説明すると、「食物繊維や難消化性オリゴ糖などが大腸の腸内細菌によって発酵分解されてできた成分」

腸内に住む細菌が増えると、どんないいことがあるかというと、

1)大腸内のpHを酸性に傾けることによって悪玉菌が減るから腸内環境が改善に役立つ
2)大腸がウニョウニョ動くための燃料となる。 
3)腸管がウニョウニョ動くのを応援してくれるから便秘の改善につながる
4)腸管内バリア機能が高まるので病気の予防つながる
5)腸内細菌が短鎖脂肪酸を作ることによって鉄やマグネシウムなどのミネラルの吸収が増える
6)腸内細菌が短鎖脂肪酸を作ることによって、花粉症などの炎症反応を抑える制御性T細胞というブレーキ役の免疫細胞が増えるのでアレルギー症状が緩和する
7)腸内細菌(アンパンマン)が短鎖脂肪酸を作ることによって食欲抑制ホルモン(PYY)がバンバン分泌されるのでダイエット効果がある
8)腸内細菌(のび太くん)が短鎖脂肪酸を作ることによって交感神経がビンビン刺激され、消費エネルギーが増え、GLP-1というホルモンがバンバンでて食欲がおさえられることによってダイエット効果が期待できる
9)腸内細菌(ジャイアン)が作り出す物質によって大腸癌や肝臓癌になるリスクがあるんだけど、腸内細菌がそれを阻止してくれる。
10)腸内細菌(バイキンマン)が作り出す物質(インドール)が腎臓にダメージを与えて腎不全になる
11)アッカーマインシアって腸内細菌が増えると粘膜(ムチン)が破壊されて毒素(α-シヌクレイン)が腸から脳へ移動してパーキンソン病になる
12)ストレスを受けると腸管(小腸のパネート細胞)から出動する防衛部隊(αディフェンシン)がなくなることによって治安が乱れ腸内細菌のバランスが乱れる

超(腸)絶スゴイじゃん!
足元に咲く小さな花にも気付ける人生にしたいと思って過ごしているけど、腸内で活躍する小さな細菌たちの存在にも気付ける人生にしたい・・・
あとがき
このメルマガのコンセプトは、「診察室では話しきれない情報を伝える」で、「ヒトとペットの健康に関わるイケてる研究論文を独断と偏見でピックアップしておじいちゃんでも理解できる言葉で噛み砕いてわかりやすく表現すること」にコミットします。情報量がかなり多くて1度読んだだけでは100%の理解は難しいと思います。仮に10%しか理解できなくても次に読んだり聞いたりした時に点と点が繋がって線になる時がいつか来るので心配しないで下さい。
特に腸内細菌と口腔内細菌と皮膚細菌にググッとフォーカスし、鋭くザクッとメスを入れます。特に免疫細胞の70-80%が配備されている腸管は脅威となる病原体との主戦場となる。動物病院でアレルギーのペットを毎日診断・治療して、課題はやはり「慢性炎症のコントロール」と「フリーラジカルの制御」だと考えています。

犬アトピー性皮膚炎の治療戦略として「プロバイオティクス(有益な生きた細菌)/プレバイオティクス(有益な細菌のエサ)を用いた補完治療法の確立」
を目指しています。この治療介入は薬物と違ってリスクは全くないか、あったといても無視できる程度です。
実際に臨床現場の最前線で、有効な菌を与え(プロバイオティクス)、その菌を育てる(プレバイオティクス)ことで腸壁に住む細菌のアンバランス(dysbiosis)を元に戻すと痒いという症状が結構改善していく動物たちを目の前でみて、やはりそのキープレイヤーとなるのは菌だと感じています。
口から入り胃を通過して腸管内を移動し、定住せず短期間だけ“宿泊”し、腸管の動きに合わせて移動しながら、その一瞬一瞬で任務を全うして勇敢に戦死するエキサイティングなビフィズス菌や乳酸菌。
まだ絶対的正解はないが、実際に決定打となり裏打ちする研究結果がはっきりとそれを証明している。特に脅威となる皮膚のブドウ球菌や口腔内のグラエ菌に対して殺菌という空爆で有用菌まで無差別に爆撃することのないように静菌制御して、動物達の腸管内や皮膚表面に暮らす細菌たちの潜在能力に期待するとともに、一生懸命育てた菌の邪魔をしない世界を目指します。
そんな想いを高速道路サービスエリアに設置されて、「コーヒールンバ」の曲にのせてプチ贅沢なコーヒーが出来上がるまでの時間でも読めるくらいにギュッとコンパクトにまとめて発信します。この記事が誰かの目に留まり、アレルギーで痒がる世界中のワンちゃんと猫ちゃんへの恩送りとなりますように…

文責
川野浩志(獣医学博士)
日本獣医皮膚科学会 認定医
藤田医科大学医学部 消化器内科学講座 客員講師
東京動物アレルギーセンター
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