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第112話 「ハチミツ vs 砂糖」という負けられない戦いがそこにはある
「ハチミツ vs 砂糖」という負けられない戦いがそこにはある
世間では「熱中症対策」や「部活中の子供の水分補給」、「スポーツやジムで筋トレする大人の水分補給」ではスポーツドリンクを飲む習慣がある。しかし、市販のスポーツドリンクは多量に飲むと、含まれている大量の糖で血糖値が爆上がりする。
血糖値の上昇で喉の渇きが助長され、さらにスポーツドリンクを大量に飲み続け血糖値がさらに爆上がりするという悪循環を引き起こす。
スポーツドリンクの一番の問題は”糖の質”
スポーツドリンクに含まれている糖分量はペットボトル(500ml)で約30gで角砂糖で換算すると約10個分とも言われる。
1日の砂糖の摂取量は1日25gが目安だ
虫歯菌の増殖や血糖値上昇に続く肥満を考えると、「美味しい」とのトレードオフとはいえ医学的デメリットがデカイ。
更に、スポーツドリンクに使われているブドウ糖(異性化液糖や人工甘味料)はドーパミン神経系(脳内報酬系)を刺激して快楽物質ドーパミンをドバドバ分泌させる依存性も問題となる。
医学論文でも砂糖はコカインの8倍依存性があると報告されており「甘味は脳内報酬系の活性化して中毒(依存性)になる」ということは証明されている。
以上の理由から、高校球児やアスリートだけではなく筋トレに励む大人たちにとっても「何を飲むか?」は重要な選択につながる。
そこで自宅で代用できる自家製ハチミツドリンクのレシピを考察する。
Dr川野が少年野球時代から続けている
1分で速攻で出来る自家製スポーツドリンク
(当時はスライスしたレモンの上から蜂蜜をかけてタッパに入れて持っていき、試合中にベンチで食べていました)
<材料>
❶日本蜜蜂のハチミツ:大さじ2
❷自然塩:ひとつまみ
❸レモン汁:大さじ1(アスコルビン酸パウダーでも良い)
❹天然水:500ml
これらをフタ付きの瓶又はシェイカーに材料全てを入れよく振って飲む。
より強度のトレーニングをする場合はクエン酸や必須脂肪酸(BCAAなど)、クエン酸、重曹(特に夏)を加えるとベター
補足説明
・ハチミツには天然の有効成分が約200種類含まれる
・そのハチミツに唯一含まれていないビタミンCをレモン汁でばっちり補完
・ハチミツにはビタミン爆弾でありビタミン類が10種類含まれるので”追いビタミン”となる
・ハチミツはアミノ酸爆弾でありグルダミン酸・アスパラギン酸など22種類のアミノ酸が配合されている
・ハチミツには27種類のミネラルが含まれており、塩投入で更なる”追いミネラル”で味覚のアクセント追撃
・ハチミツは単糖類の為、速攻でエネルギーに転換され市販のスポーツドリンクよりはるかに栄養素が高い
・ハチミツは酵素爆弾であり、アミラーゼ、グルコースオキシターゼなど80種類の酵素も含まれている
https://ec.tsuku2.jp/items/32228130000100-0001
近日中にミニサイズ125g(税抜10,000円)が発売予定
この無農薬無抗生剤無水飴ハチミツを使った舐めても安心な
1)リップクリーム(人用)
2)肉球/鼻クリーム(犬猫用)
の試作品が完成しトリマーさんや一部の飼い主様に使ってもらっています。