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ひふみデイリーニュース令和2年10月27日

日本講演新聞の記事より・・・
「べてるの家」北海道にある精神障がい者の拠点の理事で向谷地(むかいやち)さんの著書のタイトルが、
「安心して絶望できる人生」
うっ、なんじゃこのタイトル
そして、ここでは「幻覚&妄想大会」が年に一度あってそこで一番すごい幻覚・妄想を見た人を表彰する大会。
ある男の人は、看護師の子どもを身ごもり、つわりに苦しみ最後は流産するという妄想で優勝した。
ここでの日常会話は、
「最近自分の行き詰まりに手ごたえを感じてきた」
「悩み方のセンスがよくなってきた」
「悩みや不安に誇りを感じる」などなど・・・
うーん、いいなぁ。
この記事を書いたのは、日本講演新聞・編集長の水谷謹人(もりひと)さん、
彼はこう結んでいる。
われわれは、地位や立場を上げて給料や快適便利を求めて頑張ってきた。
その結果、幸せを手に入れることができたのか?
それこそが幻想・妄想だったのではないか。
弱い人が弱い人のままで生きられ、少しくらい不自由や不便でも楽しい社会こそ幸せな社会ではないか。
そんなことを「べてるの家」の人たちがささやいているような気がすると・・・。

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