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ひふみデイリーニュース令和5年8月20日

今日、朝何の気なしにTVを観ていたら滋賀県の日野まつりのことを報じていた。
滋賀といえば近江商人~
3方良しの教えで名高いですね。
近江商人という言葉にそそられて観ていたら、創業150年老舗酒屋の若い店主が中心となって「日野まつり」を盛り上げているドキュメンタリー的なもので、
最近は、どの地域でも人が足りずにやむなく途絶えてしまうというとう話は良く聞くが、ここはその町に住んでいる外国人が酒屋の若い店主とビール造りが縁でつながって、中心となって一緒に祭りも盛り上げている。
イギリス人とポーランド人二人だが、祭りの準備~お囃子の練習まで老いも若きも一体となって当日を迎える。
そのときのインタビューでのイギリス人の言葉が印象に残った。
母国の階級社会がいやで日本にやってきたが、一緒に神輿をかついでいると、「日本人も外国人もない、みんなでかつげばそんなに大変じゃない。気持ちがひとつになって階級や差別も関係ないなと感じた」
奥さんが日本人なので日本語も上手だし、日本人以上に日本人らしい語り口だった。
ビールづくりは、酒屋の店主が経営担当、ポーランド人が製造担当、イギリス人が広報担当という役割分担で滋賀にある植物(何だったか?)を使ってご当地ビールを作り、3人で各地に行ってビールのアッピールと同時に祭りの参加者を募って人が足りないのをカバーする。
酒屋の新規事業と、地域の祭りの存続に2人の日本人らしい外国人がおおいに貢献しているという物語だった。
一度このビール飲んでみたい。

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