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ひふみデイリーニュース令和5年15日

あめゆじゅとてちてけんじゃ~
昨日は、店休日だったので「銀河鉄道の父」を観てきた。
宮沢賢治の妹が、死ぬ間際に兄賢治に頼んだ言葉。
これは、永訣の朝という題名の詩のなかに出てくる。
みぞれが降る朝、雨雪を取ってきて欲しいという言葉を残し、先に逝ってしまった。
兄、賢治も同じ結核で37歳で没することになる。
両親にとっては、二人の子供に先立たれることになる。
賢治は妹の日本のアンデルセンになってねという思いに応えるように作品を作り出すが、生きているあいだはそんなに評価されたわけではない。
創り続けることができたのは、父親の誉め言葉~おまえは本物だ。
いつか世に出る。
実際に名声を得たのは死後の事。
父親は、賢治が生まれたときは狂喜乱舞、死んだときは半狂乱。
途中仕事のことで親子喧嘩はあったものの、どちらも真剣そのもの。
観ていて、父親としての自分を振り返ったとき、父親としてなすべきことをしていなかった~恥ずかしい気分におおわれた。

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