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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|ペットの糖尿病
<ペットの糖尿病>
皆さん、こんにちは。
自然派獣医師&ホメオパスの今村香です。
動物達にも飼い主さんにも、お家ケアのヒントになるような内容を目指しています。
自分の中に埋まっている力を蘇らせて、身体も心も軽く軽くして生きていきましょう!
糖尿病って、人だけの病気ではなくて、動物もなることがあります。
アニコム損保の家庭どうぶつ白書から、契約数の1%の割合で、特に中年期以降に発症しています。それほど目立つ病気ではありません。
犬種別では、犬はトイプードル、猫ではノルウェージャン、ロシアンブルー、メインクーンで罹患が増えています。
犬の場合は1型、猫では2型の傾向が多いようです。
この1型、2型は人と同じです。
1型は膵臓のインスリンを分泌するβ細胞が何らかの原因で破壊されてインシュリンがほとんど分泌されなくなります。ですので、インシュリンの注射が不可欠です。主な原因は自己免疫によるものが多いです。
2型は生活習慣、いわゆる肥満によるインシュリン抵抗が高まり血糖が高い状態になるタイプです。
犬や猫以外の動物では、動物園の動物(チンパンジー、ワオキツネザル、リスザル)で報告があります。
家庭内では、ウサギもハムスターも発症します。彼らは、糖の取りすぎによっておこることがほとんどです。
小さな生き物ほど、症状を見つけることも、健康を維持していくことも難しくなりますので、糖分の取りすぎには気を付けていきましょう。
糖分といっても、甘いものではなく、ニンジンや果物、穀類の配分に注意しましょう。
2型の糖尿病の場合は、食生活の改善が必要になります。もちろん、血糖値のコントロールでインシュリンや内服薬も必要です。
食生活に注意をしていても、なることがあります。
では、なぜ血糖を高く保たないといけないのかというと、もちろんお腹が減った状態では生命活動の維持ができないからです。
糖というのは、細胞のエネルギー源です。糖から細胞を動かしているエネルギ―を作り出しています。
これ以外にも、いわゆる戦闘態勢、緊張状態の時に必要になるようにシステムが組まれています。緊急時にとっさに動けるように、戦いの場で動けるように、アドレナリンが出る状態で血糖が上がるようになっています。
日々、お仕事中以外にも、色々な人との会話で緊張したり、不安になったりすることで自律神経が交感神経側にシフトするとアドレナリンが分泌されていきます。
日常で緊張状態や不安になりがちな状態がずーっと続いている状態では、糖分が必要になるよ!というサインが途切れませんので高血糖状態が続いてしまいます。
心のスイッチも切れるように、心がけましょう。
動物さんは飼い主さんの緊張状態を読み取って表現してしまいます。もういい加減休んだら?と言われているかもですね。
では、ホメオパシーではどうするかというと、
もちろん、心の緊張が原因なら、精神の領域から選びますが、身体の症状から選ぶとなると、
「尿に糖分が含まれること」という項目からレメディを選んでいきます。
よく知られているレメディでは、Ars、Bry、Cham、Chin、Nat-s、Op、Phos、Sil、などなどがありました。
他にもいろいろありますので、全体的な聞き取りから選んでいくことになります。
マザーチンクチャーでは、アラリア(Aral-e)というタラノキから作られたものがおすすめです。
煎じては胃腸を整えることに使われていきました。他に胃がんや糖尿病に飲まれています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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